『USAトゥデイ』等各英文メディアは、６月１３日、セッションズ米司法長官が、ロシアと共謀し、大統領選挙に干渉したとされる疑惑について、米上院情報委員会で証言したと報じた。

セッションズ米司法長官は、「私は、米国の選挙や選挙活動でのロシアの干渉に関して、ロシア当局者や外国政府当局者といかなる会合や会話を持ったこともしたこともない。」と述べ、「私がロシア政府と共謀していた、もしくは３５年間余り勤務してきた米国に損害を与える、または民主的手続きの健全性を損なうようなロシア政府との共謀を承知していたという憶測は、全くのウソである。」として、自らの関与を強く否定した。

ただし、セッションズ米司法長官は、米大統領選挙前、キスリャク駐米ロシア大使と共和党全国大会、ワシントンの議員会館で２回会ったことは、認めたものの、２０１６年４月、トランプ大統領の外交演説時に、キスリャク駐米ロシア大使と会ったとされる件については、「記憶にない。...

セッションズ米司法長官は、「私は、米国の選挙や選挙活動でのロシアの干渉に関して、ロシア当局者や外国政府当局者といかなる会合や会話を持ったこともしたこともない。」と述べ、「私がロシア政府と共謀していた、もしくは３５年間余り勤務してきた米国に損害を与える、または民主的手続きの健全性を損なうようなロシア政府との共謀を承知していたという憶測は、全くのウソである。」として、自らの関与を強く否定した。

ただし、セッションズ米司法長官は、米大統領選挙前、キスリャク駐米ロシア大使と共和党全国大会、ワシントンの議員会館で２回会ったことは、認めたものの、２０１６年４月、トランプ大統領の外交演説時に、キスリャク駐米ロシア大使と会ったとされる件については、「記憶にない。」として否定した。

また、セッションズ司法長官は、自ら、ロシア疑惑に関わる事案にタッチしないことにした理由については、「自らが捜査の対象となっていると感じたためというよりも、司法省の規定に則ったものである。」と説明した。

しかし、トランプ大統領とロシア疑惑の捜査の対象となっている個人への大統領恩赦の可能性について話し合ったかどうかについての質問に対しては、セッションズ司法長官は証言を拒否した。

証言拒絶の根拠について、セッションズ司法長官は、「大統領が、証言を承認するかどうかを決断する機会がない中で、大統領と私の内密な会話を明らかにすることは不適切であるというのが、私の判断である。」と述べた。