【Globali】
中国の格付け28年ぶりに引下げ(2017/05/25)『ザ・ニューヨーク・タイムズ』等各英文メディアは、5月24日、米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、中国の格付けをこれまでの「Aa3」から1ランク引き下げ、「A1」としたと報じた。
今回の引き下げは、1989年以来で、実に28年ぶりである。
この水準は日本と同格で、最上位のAaa(ドイツ、米国)から6番目に高い水準である。 ムーディーズ社は、「中国の潜在成長率が低下し、経済全体の債務が引き続き増加するにつれて、今後数年で財務面の健全性が低下する」と説明した。 また、「改革の進展により、時間とともに経済と金融システムが変革される可能性が高いが、地方自治体の債務や国営企業の債務の増加など中国全体の債務が大幅に増加し、政府の偶発債務が拡大することを回避することは難しくなる公算が高い」と付け加えた。...
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