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トランプ大統領・FBI長官電撃解任・ロシアとの関係は(2017/05/10)『ニューズウィーク』等各英文メディアは、5月9日、トランプ大統領が、ジェフ・セッションズ司法長官の進言を受け連邦捜査局(FBI)のコミー長官を解任したと報じた。
これは、ホワイトハウスのスパイサー報道官が声明を出して明らかにしたものである。ホワイトハウスの声明では、米国大統領選挙中のロシア関連の捜査には直接言及せず、クリントン元国務長官の私用メール問題を大きく掲げ、コミー長官のメール問題への対応の不備を解任の理由に挙げた。
コミー長官は、2016年11月の大統領選挙投票日直前になってクリントン氏の私用メール問題の再調査を発表し、選挙結果に重大な影響を与えたとして共和党・民主党両党から批判を受けていた。
しかし、トランプ大統領は、選挙中の公約どおりオバマ政権時代に指名されたCIA長官や国家情報局長官を交代させたにもかかわらず、FBIのコミー長官は残留させた経緯がある。 トランプ大統領の側近が、大統領選挙前から頻繁にロシア駐米大使と接触していたことから、未だに世間はトランプ政権とロシアとの関係について疑いの目を向けている。...
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