【Globali】
ツァイ・インウェン総統、トランプ大統領との電話会談を示唆(2017/04/27)
台湾のツァイ・インウェン総統は、「いずれまた機会があればアメリカのトランプ大統領と電話対談を実施する予定であり、中国は台湾の独立を認め国際社会の一員としてもっと責任を負うべきである。」と主張した。
ツァイ・インウェン総統はロイター通信の独占インタビューにて、「国際社会の地域問題についてはアメリカ政府の考え方によって状況が変わることもあるが、我々はアメリカ政府とトランプ大統領とはいつでも直接的に対話できる機会がある。」とコメントした。
また、「アメリカは台湾の最大の同盟国であり、軍事的にも台湾を中国から防衛するために支援する義務がある。」と述べた。
また、ツァイ・インウェン氏は中国の習近平主席について「大国のリーダーとしての自覚をもっともってほしい。...
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ツァイ・インウェン総統はロイター通信の独占インタビューにて、「国際社会の地域問題についてはアメリカ政府の考え方によって状況が変わることもあるが、我々はアメリカ政府とトランプ大統領とはいつでも直接的に対話できる機会がある。」とコメントした。
また、「アメリカは台湾の最大の同盟国であり、軍事的にも台湾を中国から防衛するために支援する義務がある。」と述べた。
また、ツァイ・インウェン氏は中国の習近平主席について「大国のリーダーとしての自覚をもっともってほしい。自分自身を国際社会のリーダーとしてみなすのならもっと柔軟性を持ってもらわないと困る。また、責任感をもって政治を行い、世界の模範とならなければならない。台湾の独立問題についてもいい加減譲歩し、平和的な態度を取っていただきたい。」と強硬姿勢で中国の政治的態度の改善を要求しているとみられる。
台湾は1949年から実質自国で政治を行ってきたにも関わらず、中国はいまだに軍事力で台湾を支配し、台湾の中国への統合への野望を捨てようとしない。
トランプ大統領は台湾の独立を支持しているとみられるが、台湾問題が改善していくのか、今後も注意してみる必要がありそうだ。
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