ドナルド・トランプ大統領は、日曜、中国が米国とともに北朝鮮問題に取り組んでいる、と述べ、ペンス副大統領は訪問先の韓国で、米韓両軍の部隊に対し、失敗に終わったミサイル発射という挑発は、北朝鮮が直面しているリスクを表したものだと述べた。
北朝鮮は核実験を行わなかったが、米国が何等かの対応を取るのではないかという憶測もあり、緊張や対立が深まる中、ペンス副大統領の10日間のアジア歴訪が始まった。副大統領は夫人とともに3日間韓国を訪問し、米韓軍やその家族とイースターの休日を過ごす他、黄教安大統領代行や丁世均国会議長、同国のビジネスリーダーらと会談する。
トランプ大統領の安全保障のアドバイザーは、本件を平和的に解決するために、今まさに軍事的手段以外の全ての手段を取るべきであり、様々なオプションを検討しているとして同盟国ばかりでなく、北朝鮮に影響力を持つ中国のリーダーシップに期待すると述べている。...
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北朝鮮は核実験を行わなかったが、米国が何等かの対応を取るのではないかという憶測もあり、緊張や対立が深まる中、ペンス副大統領の10日間のアジア歴訪が始まった。副大統領は夫人とともに3日間韓国を訪問し、米韓軍やその家族とイースターの休日を過ごす他、黄教安大統領代行や丁世均国会議長、同国のビジネスリーダーらと会談する。
トランプ大統領の安全保障のアドバイザーは、本件を平和的に解決するために、今まさに軍事的手段以外の全ての手段を取るべきであり、様々なオプションを検討しているとして同盟国ばかりでなく、北朝鮮に影響力を持つ中国のリーダーシップに期待すると述べている。
北朝鮮の核兵器開発をやめさせ、朝鮮半島の非核化を図ることが最重要である。大統領は米国を脅かす能力を北朝鮮に与えないつもりであり、米国民の利益に最もかなう行動を取るだろう、と述べている。
米国高官が匿名で金曜日に語ったところによれば、2か月の政策を振り返って、政府は「最大の圧力と関与」と呼ばれる政策を選択した。政権は当面中国の援助を得て北朝鮮への圧力を増加させていくとのことであった。
ペンス副大統領は、まず日韓首脳との会談で方針を説明し、インドネシアとオーストラリア等を訪問する。北朝鮮の敵対行為に対抗するため、日韓との同盟関係を確認し、必要な手段を講じる。
米韓当局によれば、北朝鮮のミサイルが発射され、僅か5秒後に爆発した際、ペンス副大統領はエア・フォース2でベーリング海上空を飛んでいた。北朝鮮が建国者の生誕祭に核とミサイルの能力を誇示しようとし、米国の空母が朝鮮半島付近に向かっている時に、それは失敗に終わった。
15日の故金日成主席の105周年の生誕祭の軍事パレードでは、米国を射程圏内に入れるICBMと思われるミサイルが初めて展示された。専門家は新しいミサイルが数多く展示されたことに衝撃を受けている。
ペンス副大統領に同行しているホワイトハウスの海外政策アドバイザーは、ミサイル発射に対する対応を否定している。
トランプ大統領はイースターの週末をフロリダの別荘で過ごし、米軍は自らのコントロール下に置かれていると自らのコミットメントを再び説明した。またツイッターで「わが軍はかつてないほどに、急激に強力になりつつある。」と述べている。
北朝鮮に関しては、中国の義務を再度強調しているが、先週北朝鮮の最重要な貿易相手国である同国からの援助を求めており、同国を通貨操作者とは宣言しないとして、大統領選での公約を翻した。
「彼らが北朝鮮問題で協同しているのに、どうして通貨操作者と呼べるだろうか。成り行きを見守ろう!」と日曜にツイートしている。
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