【Globali】
北朝鮮が米国に警告(2017/04/14)
現在、アメリカが北朝鮮を戦艦や空母で包囲していて世界中で緊張が高まっている最中であるが、北朝鮮のハン・ソン・リョル外務事務次官は「アメリカの軍事的脅迫行為は目に余り、国際社会の緊張を無駄に高めるだけである。」とし、AP通信のインタビューに対して「アメリカがそのつもりなら、我が国も戦争をする準備はいつでもできている。」と明白に述べていて、まさにいままでにないほどの緊迫した状況になってきている。
トランプ大統領は「北朝鮮が核実験の素振りを少しでも見せた場合は、アメリカは先制攻撃をする。」と北朝鮮に警告を発しているが、ハン外務事務次官はひるまず「我々は絶大なる威力を誇る核を所有している。あらゆる核抑止力をすでにコントロールしているため、アメリカが先制攻撃を仕掛けることは自殺行為である。」と冷静にインタビューで答えている。
専門家の間では、北朝鮮は金正恩が脅迫した通り、あと数年以内に本当にアメリカ本土を攻撃可能な大陸間弾道ミサイルの開発に成功するとみられていて、「いつまた次の核実験が行われるか分からない。...
全部読む
トランプ大統領は「北朝鮮が核実験の素振りを少しでも見せた場合は、アメリカは先制攻撃をする。」と北朝鮮に警告を発しているが、ハン外務事務次官はひるまず「我々は絶大なる威力を誇る核を所有している。あらゆる核抑止力をすでにコントロールしているため、アメリカが先制攻撃を仕掛けることは自殺行為である。」と冷静にインタビューで答えている。
専門家の間では、北朝鮮は金正恩が脅迫した通り、あと数年以内に本当にアメリカ本土を攻撃可能な大陸間弾道ミサイルの開発に成功するとみられていて、「いつまた次の核実験が行われるか分からない。」とまで言われている。
しかし、ハン外務事務次官は「今回のアメリカの我が国への軍事的な脅迫行為だけでなく、トランプ氏のツイッターでの過激な発言は目に余り挑発行為とみなされても仕方がない。「北朝鮮は自ら災いを招いている。」とのツイッターでの発言は我が国への挑発行為であり世界中の緊張感を高める結果となり悪循環を招いている。」と述べている。そして、「災いを招いているのは北朝鮮ではなくアメリカである。」とはっきりと猛烈に反論している。
北朝鮮はアメリカと韓国の共同軍事訓練に関して憤りを示していて、特に「金正恩の首を仕留める軍事練習」をしているとの発表に対しては怒りを露わにしている。「もはやアメリカと韓国の軍事訓練は我が国への侵略行為のリハーサルである。」と北朝鮮当局は批判している。
またハン氏は「このような脅し合いが続く限り我が国は軍備拡大をしていくつもりであり、アメリカがどのような行動を取ろうと我が国は決してひるまない。いかようにでも対処してみせる。」とはっきりと述べている。
閉じる
その他の最新記事