シリア北西部の反体制派の支配地域で化学兵器による空爆が起きたことで、火曜日に国務長官のレックス・ティラーソン氏は「これがアサドのやり方だ。残虐なアサド政権を野放しにしたままではこういうことが起き続ける。我々はただ監視するだけでは傍観しているのと同じである。」とコメントした。

トランプ政権は、ISとの闘いを優先しアサド政権打倒に向けて注力をしない方針を表明したために非難を浴びているが、ティラーソン氏は「ロシアやイランには再度呼びかけて、いかにアサド政権が残虐なことをしているか理解してもらう必要がある。両国ともアサド政権の目指す国家が理想郷だとは思っていないはずである。化学兵器を使用して自国民に対して残虐な殺戮行為を繰り返しているものに基本的な人間のモラルや品性が備わっているはずがない。...

トランプ政権は、ISとの闘いを優先しアサド政権打倒に向けて注力をしない方針を表明したために非難を浴びているが、ティラーソン氏は「ロシアやイランには再度呼びかけて、いかにアサド政権が残虐なことをしているか理解してもらう必要がある。両国ともアサド政権の目指す国家が理想郷だとは思っていないはずである。化学兵器を使用して自国民に対して残虐な殺戮行為を繰り返しているものに基本的な人間のモラルや品性が備わっているはずがない。」と強烈にアサド政権の過ちについて批判している。

また、「アスタナでの停戦交渉にはイランもロシアも同意しているわけであり、今回の空爆による一般市民の犠牲については両国とも重大な責任を負っている。」と同氏は続けて述べている。