3月28日付米
『Foxニュース』:「中国、日本の離島戦略に反発必至」
「●安倍政権は最近、離島防衛を強化するに当って、尖閣諸島を含めた143余りの離島に人を住まわせる計画を公表。
●これは、無人島を含めた6,800余りの離島の防御を固めることで、一方的に領有権を主張してくる他国に対抗しようとする措置。
●これに対して中国側反発は必至。
●何故なら、中国は従来、1895年の日清戦争によって奪われた、台湾を含めた中国の島嶼は、第二次大戦での日本の敗戦で返還されたものだと主張。...
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3月28日付米
『Foxニュース』:「中国、日本の離島戦略に反発必至」
「●安倍政権は最近、離島防衛を強化するに当って、尖閣諸島を含めた143余りの離島に人を住まわせる計画を公表。
●これは、無人島を含めた6,800余りの離島の防御を固めることで、一方的に領有権を主張してくる他国に対抗しようとする措置。
●これに対して中国側反発は必至。
●何故なら、中国は従来、1895年の日清戦争によって奪われた、台湾を含めた中国の島嶼は、第二次大戦での日本の敗戦で返還されたものだと主張。
●この主張は、1970年代に沖縄の施政権が米国から返還(編注;1972年5月15日)されて以降、とみに勢いが増幅。
●そして、今月初めに訪日したジェームズ・マティス国防長官が、尖閣諸島が日本の領土であることは明白で、米国は日米安保条約第5条に則り尖閣諸島も防衛対象とすると明言。
●これに対して中国外交部の陸慷(リゥ・カン)報道局長はすぐさま、米国は“責任ある行動を取るべき”であり、“地域の安定を悪戯に複雑化するような問題を起こさない”よう望むと苦言。」
一方、同日付中国
『新華社通信』:「中国、日本の高官の台湾訪問に断固反対と表明」
「●中国外交部の華春瑩(ホァ・チュンイン)報道官は3月27日、日本の赤間二郎総務省副大臣が3月25日に台湾を訪問したことを非難。
●同副大臣は、1972年に台湾断交以来初めて台湾を訪問した高官。
●中国政府は、1972年に日本が一つの中国原則を尊重したにも拘らず、今回の行動は中国と台湾の分断を画策するものだと厳しく指摘。
●華報道官はまた、安倍政権の意向で、今年4月から学校で使用される教科書に、釣魚島(尖閣諸島)が日本の“固有の”領土だと記載されていることについても、事実と歴史を歪曲するものだと非難。」
また、同日付英
『デイリィ・スター』紙:「日本、中国の“深刻な”離島攻撃に備えて、米海兵隊並みの部隊育成」
「●陸上自衛隊の豊田竜二1等陸佐は3月27日、中国による南シナ海における軍事拠点化が一段と進んだことより、東シナ海含めた日本の離島への“深刻な”攻撃の恐れが増しているとして、離島防衛のための特殊部隊の訓練が必要と表明。
●具体的には、鹿児島県から沖縄県にまたがる南西諸島への攻撃に備えるため、米軍の海兵隊が使用している水陸両用車AAV7の操縦方法や、島に潜入するための手法などの実戦的な技術を習得するもの。
●なお、中国は先週、台湾海峡に東風-16弾道ミサイル(1,500キロメーター離れた沖縄の米軍基地も射程内)含めたミサイル兵器を配置。
●これに先立つ今月初め、台湾への最新式武器一式の売却を進めていることを米高官が確認。」
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