【Globali】
米独首脳会談(2017/03/17)
アメリカ時間の今日、トランプ大統領とドイツのメルケル首相が会談をする予定である。
天候が吹雪であったため日程が延期されていたが、二人の対談でも口論の嵐が起こるやもしれない、と各国メディアは懸念している。
3月17日付
『AFP』:
メルケル首相は長いことオバマ前大統領とは親密な関係であり、外交政策上や政治思想上でも意見を分かち合えるパートナーでもあった。
しかし、トランプ大統領の就任前の「ドイツの移民や難民政策は救いようもない過ち」や「メルケル首相はドイツを崩壊させようとしている。」などのツイッターでの発言により、今回の会議でも辛辣な言葉の応酬により口論になってしまうのではないかとさえ思える。...
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3月17日付
『AFP』:
メルケル首相は長いことオバマ前大統領とは親密な関係であり、外交政策上や政治思想上でも意見を分かち合えるパートナーでもあった。
しかし、トランプ大統領の就任前の「ドイツの移民や難民政策は救いようもない過ち」や「メルケル首相はドイツを崩壊させようとしている。」などのツイッターでの発言により、今回の会議でも辛辣な言葉の応酬により口論になってしまうのではないかとさえ思える。
メルケル首相は「生まれも育ちも人種も宗教も性別もセクシュアリティーも関係なくすべての人は平等に公正に扱われる、それこそが真の自由な社会であり、すべての人々の尊厳は守られるべきである。」とメッセージを放っていて、EUが今現在分裂状態にある中で実質彼女はEUを統括するリーダー的存在になっている。
そのような中でトランプ大統領の排他的な移民政策の不人気ぶりに相まってトランプ政権の批判者の中では「彼女こそがアメリカにとって代わる新時代のリーダーである。」と主張するものもいる。
メルケル首相がトランプ大統領の発言によりアメリカを敵視しているかどうかは不透明ではあるが、ドイツは今現在のアメリカを見て「自信と脆さを両方抱えている」と感じているとのことで、今後のトランプ大統領の政策の出方がどう変わるか注目しているとのことである。
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