今後トランプ政権は50もの裁判官をアメリカ全土にある移民収容所に配備して不法移民に対して厳重体制を整えていく模様。

3月9日付『ロイター』：

警備の勤務時間については厳密には公表されていないが、午前6時から午後10時までに二回交代するシフト制になる予定。
アメリカ全国には推定で1,100万人もの不法移民がいるとされていて、トランプ大統領は「不法移民は即国外追放するか留置所にいれろ」と大統領選挙中から強烈なメッセージを放ってきた。
今までの政策は「キャッチアンドリリース」と呼ばれ、「留置所で一時的に拘留はするが裁判が公開するまでは釈放する」という極めて緩いルールであった。...

3月9日付『ロイター』：

警備の勤務時間については厳密には公表されていないが、午前6時から午後10時までに二回交代するシフト制になる予定。
アメリカ全国には推定で1,100万人もの不法移民がいるとされていて、トランプ大統領は「不法移民は即国外追放するか留置所にいれろ」と大統領選挙中から強烈なメッセージを放ってきた。
今までの政策は「キャッチアンドリリース」と呼ばれ、「留置所で一時的に拘留はするが裁判が公開するまでは釈放する」という極めて緩いルールであった。
まだ判決が下ってない55,000件もの不法移民の裁判が残っているためまだ何年もかかると言われていて、今後トランプ政権がその問題をどう解決していくかが争点となりそうだ。

今後、裁判官を移民収容センターに配備し厳重に不法移民を監視し、「即国外追放か、裁判か」を現場で徹底的に判断するとのこと。
今のところ司法省がその管轄を担う予定であり、しばらく裁判官の人員を募集することになっているが、定員に満たない場合は司法省が直々に指名するとのこと。

トランプ政権の移民政策は、民主党や移民支持派に「アメリカの威厳と信用を失墜させた」と酷評されているが、今後のトランプ大統領の政策の実績がホワイトハウス内での直接の評価となり、勝敗の分け目となりそうだ。