3月2日付米
『Yahooニュース』(
『ロイター通信』配信):「安倍首相、防衛費のGDP比1%枠に固執せず」
「●安倍晋三首相は3月2日、参院予算委員会の席上、これまで慣習とされてきた国内総生産(GDP)比1%枠に囚われず、必要不可欠な防衛費拠出を考えていくと明言。
●同首相は、アジア太平洋地域の安全保障環境等を勘案し、日本及び日本人の生命を守ることを念頭に必要な予算を確保すると説明。...
全部読む
3月2日付米
『Yahooニュース』(
『ロイター通信』配信):「安倍首相、防衛費のGDP比1%枠に固執せず」
「●安倍晋三首相は3月2日、参院予算委員会の席上、これまで慣習とされてきた国内総生産(GDP)比1%枠に囚われず、必要不可欠な防衛費拠出を考えていくと明言。
●同首相は、アジア太平洋地域の安全保障環境等を勘案し、日本及び日本人の生命を守ることを念頭に必要な予算を確保すると説明。
●なお、4月から始まる新年度で、安倍政権は防衛費予算を5年連続増の5兆1千億円(450億ドル)とする考え。
●これは、北朝鮮の核・ミサイル開発や、中国の東シナ海進出に対する脅威に対抗するためのもの。
●ただ、安倍首相の提言は、ドナルド・トランプ大統領が過日ぶち上げた10%アップ(540億ドル、約6兆1千億円)に比べたら遥かに少ない。
●更に、中国の昨年の軍事費は9,540億人民元(1,390億ドル、約15兆7千億円)と6年連続で上昇しているが、国営メディア
『環球時報』は先月、トランプ大統領がもたらす不確実性に対抗するため、中国の軍事費を少なくとも10%増額すべきだと論評。」
一方、3月1日付ロシア
『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース:「駐ロシア日本大使、安倍首相の訪ロ実現に向けてロシア側と協議中と表明」
「●駐ロシアの上月豊久日本大使は3月1日、目下安倍首相の今春の訪ロ実現に向けてロシア側と協議中だと表明。
●同首相の今年9月の極東訪問(ロシア東方経済フォーラム出席のため)は確定しているが、同首相はそれとは別に、もっと早い時期でのモスクワ訪問を希望していると説明。
●なお同大使は、主として北朝鮮問題を協議するため、今年3月20日に東京で、日ロ外相・国防相会議が開催される予定ともコメント。」
また、同日付ロシア
『イタル・タス通信』:「安倍首相訪ロに先駆けて、日本がクルリ諸島へのチャーター便就航を模索」
「●日本政府は目下、安倍首相の4月下旬の訪ロに向けて準備中。
●英字新聞
『讀賣デイリィ』によると、これに先駆けて日本政府が、北海道と南クルリ諸島(日本名北方領土)間にチャーター便を就航させる交渉を進める計画。
●現在、南クルリ諸島の元住民・政府関係者・報道関係者等、ビザなし訪問が許容されているが、根室港から国後島ユジノ-クリリスク港まで本船“えとぴりか”(編注;北方4島訪問事業用専用船)で移動し、そこから択捉島・色丹島・歯舞島へはロシア船に乗り換えることが条件。
●なお、3月18日に東京で、日ロ外務次官による、南クルリ諸島経済開発協力のための初会合が開催予定で、これは、昨年12月15~16日に訪日したウラジミール・プーチン大統領と安倍首相との日ロ首脳会談で合意したことが発端。」
閉じる