2月28日付米
『ワシントン・ポスト』紙:「予測不可能なトランプ大統領とそのタカ派政権と何とか関係付けようと中国が躍起」
「●ドナルド・トランプ新大統領の予測不可能な言動・行動に対して、決定的な対立は避けたい中国政府は内心やきもき。
●そこで2月27日、中国外交を総括する楊潔篪(ヤン・チエチー)国務委員を米国に派遣して、トランプ政権幹部と面談させて米中関係地ならし。
●しかし、楊氏にとって今回の訪米は困難な任務の模様で、トランプ大統領他と面談はできたものの、社交辞令を交わす程度のもので、公式会談と位置付けられず。...
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2月28日付米
『ワシントン・ポスト』紙:「予測不可能なトランプ大統領とそのタカ派政権と何とか関係付けようと中国が躍起」
「●ドナルド・トランプ新大統領の予測不可能な言動・行動に対して、決定的な対立は避けたい中国政府は内心やきもき。
●そこで2月27日、中国外交を総括する楊潔篪(ヤン・チエチー)国務委員を米国に派遣して、トランプ政権幹部と面談させて米中関係地ならし。
●しかし、楊氏にとって今回の訪米は困難な任務の模様で、トランプ大統領他と面談はできたものの、社交辞令を交わす程度のもので、公式会談と位置付けられず。
●なお、トランプ大統領は先週も、中国の為替操作や南シナ海問題を痛烈に批判しており、中国側にとって、ライバルの安倍晋三首相が同大統領の懐に飛び込んでいる姿を見せ付けられていることもあって、米中関係進展には不安を感じていると推測。
●一方、米軍の終末高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の韓国配備の話が着々と進められていることに対しては、王毅(ワン・イー)外交部長(外相に相当)を中心に猛烈に抗議。」
同日付英
『ニューズウィーク欧州』(
『ロイター通信』配信):「米中両国、“相互に利益ある”経済関係構築に向け前進」
「●レックス・ティラーソン国務長官は2月28日、訪米中の楊国務委員と会談し、米中両国にとって“相互に利益となる”経済関係を構築・展開していくことで合意。
●中国メディア
『新華社通信』は楊氏のコメントを引用して、中国側は米国との連携を発展させていくことを望んでおり、そのためトップから事務方まであらゆるレベルで協議していくと表明。
●なお両氏は、北朝鮮核問題についても協議。」
同日付スペイン
『エージェンシアEFE通信』:「ドナルド・トランプ大統領、中国の楊潔篪国務委員と面談」
「●ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官は2月28日、トランプ大統領が訪米中の楊国務委員と“非公式に”面談したと発表。
●同報道官はまた、楊氏はその直前、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)、クシュナー大統領上級顧問、バノン首席戦略官とも面談したと付言。」
3月1日付中国
『環球時報』(
『新華社通信』配信):「米中両国、あらゆるレベルでの二国間協議継続で合意」
「●訪米中の楊国務委員は2月28日、ティラーソン国務長官と会談し、米中両国が個別地域及び世界レベルで協力関係を発展させていくため、あらゆるレベルで協議していくことで合意。
●中国側は、習近平(シー・チンピン)主席がトランプ大統領との電話会談で表明しているとおり、米中両国の関係強化のために協働していくことを望んでおり、米国側も、 対立よりも協力関係の構築を望んでいるはず。
●以上の観点から、楊国務委員の訪米は成果があったと評価。」
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