２月２３日、ニューヨークダウは10日連続で最高値を更新し前日比３４.７２上昇し２０８１０.３２を付けた。
この上昇ピッチは目を見張るものである。
ニューヨークダウは１月２６日に終値で２００６８.５１と２万ドルを突破してから１ヵ月ほどで２１０００に向かう勢いである。
また、米国５年もの利回りは約０.４ポイント下落し１.８７８％、米国３０年もの利回りも３.０２７％へ下がったことも株価に好影響を与えた。

ムニューチン財務長官は減税や規制緩和より今後の経済成長は年率３％から３.５％の成長を続けていくとの見通しを述べた。
また、５０年債、１００年債の超長期米国債を発行し、金利負担の軽減を図っていくとムニューチン財務長官は語った。 　

現在、米国経済は堅調に推移している。
新築住宅販売件数は２０１６年６２６.３万件と前年比２.６％上昇し、米個人所得もこの１年間前月比プラスで推移している。...

ムニューチン財務長官は減税や規制緩和より今後の経済成長は年率３％から３.５％の成長を続けていくとの見通しを述べた。
また、５０年債、１００年債の超長期米国債を発行し、金利負担の軽減を図っていくとムニューチン財務長官は語った。 　

現在、米国経済は堅調に推移している。
新築住宅販売件数は２０１６年６２６.３万件と前年比２.６％上昇し、米個人所得もこの１年間前月比プラスで推移している。
また、米国GDPも前期比ベースで第１四半期０.８％増、第２四半期１.１％増、第３四半期３.２％増と拡大を続けている。 　

ニューヨークダウのPER（株価収益率）は１７.８倍と適正水準とされる１４から１６倍のレンジを上回っており過熱感がある。
しかし、減税による企業の収益増加が見込まれ試算ではPERはレンジ内に収まり上昇の余地はあるものと考える。