２月２２日、２０１７年１月の住宅価格が中国主要７０都市のうち４５都市で上昇したと中国国家統計局は発表した。
上昇した都市は、２０１６年１１月は５５都市、１２月は４６都市と減少傾向にある。

また、新築住宅価格は北京で前月比横ばい、上海で０.１％下がり、深センでは０.５％下がった。
ここ１年では、北京で２４.７％、上海２３.８％、深センでは１８.２％上昇していた。

住宅価格は、２０１５年４月以降上昇が続いており住宅バブルが懸念されていた。
しかし、現在多くの地方政府が住宅購入規制を強化し、中国人民銀行も住宅ローン管理強化を銀行に要請しておりようやくその効果が出始めてきている。...

また、新築住宅価格は北京で前月比横ばい、上海で０.１％下がり、深センでは０.５％下がった。
ここ１年では、北京で２４.７％、上海２３.８％、深センでは１８.２％上昇していた。

住宅価格は、２０１５年４月以降上昇が続いており住宅バブルが懸念されていた。
しかし、現在多くの地方政府が住宅購入規制を強化し、中国人民銀行も住宅ローン管理強化を銀行に要請しておりようやくその効果が出始めてきている。

今後の動向には引続き注視していかなければならないが、現在の住宅価格水準は、平均所得の約７倍に達している。
これは、国際的な合理的水準である所得の４～６倍を上回っており、１～４割の下落余地がある。
ただ、住宅関連産業は中国GDPの約２０％を占める基幹産業であり、３月に全国人民代表大会を控えており経済の安定成長を図る必要があることから今後も住宅価格は堅調に推移するものと考える。