2月12日付米
『AP通信』:「北朝鮮がミサイル発射実験との報道」
「●韓国統合参謀本部速報によると、北朝鮮は2月12日朝、北西部の基地から中距離弾道ミサイルを発射。
●同ミサイルは約310マイル(約500キロメーター)飛行して日本海に着水した模様。
●訪米中の安倍晋三首相は2月11日夜(米東部時間)、記者会見で北朝鮮の蛮行は許せないと発言したが、ドナルド・トランプ大統領も、日本を“100%”支持するとコメント。...
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2月12日付米
『AP通信』:「北朝鮮がミサイル発射実験との報道」
「●韓国統合参謀本部速報によると、北朝鮮は2月12日朝、北西部の基地から中距離弾道ミサイルを発射。
●同ミサイルは約310マイル(約500キロメーター)飛行して日本海に着水した模様。
●訪米中の安倍晋三首相は2月11日夜(米東部時間)、記者会見で北朝鮮の蛮行は許せないと発言したが、ドナルド・トランプ大統領も、日本を“100%”支持するとコメント。
●韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行は、北朝鮮の国連安全保障理事会制裁決議違反に対して、罰を与える必要があると発表。」
同日付英
『ジ・インディペンデント』紙:「北朝鮮のミサイル発射実験に対して、ドナルド・トランプ氏及び日本の首相は“耐え難い”行為だと非難」
「●安倍首相は、北朝鮮は国連安保理制裁決議にきちんと従うべきと非難し、トランプ大統領もすぐに賛同。
●韓国外交部は、北朝鮮がこのまま蛮行を続けていけば、国際社会から見限られて国家として“存続できなくなる”との声明文を発表。」
同日付ロシア
『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース:「韓国軍部、北朝鮮が中距離弾道ミサイル・ノドンを発射したと発表」
「●韓国統合参謀本部速報では、北朝鮮が発射したのは、中距離弾道ミサイル・ノドン(飛翔距離800マイル、約1,300キロメーター)の模様。
●米戦略軍(注後記)は、同ミサイルは朝鮮半島沖300マイル(約480キロメーター)の日本海に着水した模様で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく中距離弾道ミサイルだと分析。」
同日付韓国
『聯合(ヨナプ)ニュース』:「北朝鮮、トランプ政権挑発のため中距離弾道ミサイルを発射」
「●韓国統合参謀本部の分析では、北朝鮮が今回ICBMでなく中距離弾道ミサイルを発射したのは、米本土射程距離のICBMを発射してトランプ政権に真っ向から挑むのではなく、あくまで同政権の今後の出方をみるための挑発。
●今回ミサイルを発射した北西部の基地からは、昨年10月15日と20日にムスダン中距離弾道ミサイルを発射。
●なお、北朝鮮は昨年、米軍グアム基地を射程内とするムスダン・ミサイルを8発発射。」
同日付中国
『環球時報』(
『新華社通信』配信):「北朝鮮、弾道ミサイルを東海(編注;日本海の韓国呼称)に向け発射」
「●今回の北朝鮮のミサイル発射実験は、2017年初だけでなく、米国のトランプ大統領が就任以降初めてのこと。
●北朝鮮は昨年の4月15日から10月20日までの間、都合8発のムスダン・ミサイルを発射したが、6月22日発射分(約500キロメーター飛翔)を除いて全て失敗。」
(注)米戦略軍:1992年6月1日に発足した米統合軍の一つ。本部所在地はネブラスカ州オファット空軍基地。部隊の目的は、核の反撃能力の保持による核抑止力・敵ミサイル攻撃の防御・早期警戒。
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