2月10日付米
『Foxニュース』:「トランプ氏、中国首脳と和やかな電話会談した後、(仇敵の)日本に安全保障を確約」
「●トランプ大統領は、安倍晋三首相との首脳会談に臨む前日、中国の習近平(シー・チンピン)主席と電話会談し、“一つの中国”原則を尊重すると約したばかり。
●しかし同大統領は、中国とは長年の仇敵である日本の首相に、尖閣諸島(中国名釣魚島)には日米安全保障条約が適用され、米国は日本に防衛協力すると発言し、共同声明にも初めて合意事項として明記。...
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2月10日付米
『Foxニュース』:「トランプ氏、中国首脳と和やかな電話会談した後、(仇敵の)日本に安全保障を確約」
「●トランプ大統領は、安倍晋三首相との首脳会談に臨む前日、中国の習近平(シー・チンピン)主席と電話会談し、“一つの中国”原則を尊重すると約したばかり。
●しかし同大統領は、中国とは長年の仇敵である日本の首相に、尖閣諸島(中国名釣魚島)には日米安全保障条約が適用され、米国は日本に防衛協力すると発言し、共同声明にも初めて合意事項として明記。
●当然中国としてはこの発言に異論を唱えるところであるが、同大統領は会談後の共同記者会見で、日米中及び他関係各国間で協調していくことが重要と認識するとコメント。
●また、同大統領は直前まで、トヨタのメキシコ工場建設計画含めて、自動車取引などの日米貿易不均衡をやり玉に挙げていたが、同首相が米側経済界代表らに、トヨタ含めて米国で走る70%の日本車は米国製であり、84万人の雇用を生み出していることを強調したことが奏功したためか、安倍氏側近によると、同大統領は首脳会談で、日本の対米投資に謝意を述べた由。
●なお、安倍首相はトランプ大統領の年内訪日を提案し、同大統領も応諾。」
2月11日付英
『ザ・テレグラフ』紙:「ドナルド・トランプ氏、日本の安倍晋三首相と心無く“ぎこちない”握手」
「●両首脳はメディアの前で、十分な写真撮影ができるまで、実に19秒間もぎこちない握手。
●安倍首相は、トランプ大統領を“優秀な実業家”と持ち上げ、“米国は誰にでもチャンスのある素晴らしい国”だからこそ、昨年日本は米国に1,500億ドル(約17兆円)も新規投資していると、美辞麗句のコメント。」
2月10日付フランス
『フランス24』オンラインニュース(
『ロイター通信』配信):「トランプ氏、選挙戦中と違って日本の安全保障を確約」
「●トランプ大統領は選挙戦中、日本にもっと駐留米軍費用を負担させると主張していたが、今回の日米首脳会談で同大統領は、日本の施政権下にある全ての地域の安全保障に関与していく、と述べてその対応を180度変化。
●そして同大統領が、日米同盟関係を更に強化していくことを約すと発言したことから、外交政策では安倍首相に実利。
●ただ、同大統領が就任当日に、日本が推進していた環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱すると宣言しているが、これに代わる経済連携交渉について、今回は先送り。」
2月11日付韓国
『KBSニュース』:「トランプ・安倍両氏、対北朝鮮安全保障連携強化で合
意」
「●日米両首脳は2月10日、両国の安全保障に関わる連携を強化していくことで合意。
●特にトランプ大統領は、航行の自由の確保や、北朝鮮の核・ミサイル開発の脅威への対応が、最優先課題であると強調。
●また安倍首相も、北朝鮮に核・ミサイル開発放棄や、これ以上の挑発を止めるよう求めていくと発言。」
同日付中国
『環球時報』(
『新華社通信』配信):「トランプ大統領、日本との“公平な”貿
易推進を要望」
「●日米首脳会談でトランプ大統領は、日本と“公平かつ互恵的な”貿易取引を推進していくと宣言。
●また同大統領は、日本の安全保障上の米国の役割を再確認したとも発言。」
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