1月31日付米
『CNNニュース』：「マティス氏、訪韓前にTHAAD配備を再確認」
「●ジム・マティス新国防長官は1月31日、韓国国防部の韓民求（ハン・ミング）部長（大臣に相当）に対して、“増幅する北朝鮮の脅威に対抗するため”終末高高度迎撃ミサイルシステム（THAAD）の韓国配備は予定どおり進めると発言。
●直近の衛星写真によって、北朝鮮がプルトニウムの製造を再開している恐れがあるとの情報に基づき、マティス氏の訪韓前に、急きょ両国防相が電話会議を実施。...
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1月31日付米
『CNNニュース』：「マティス氏、訪韓前にTHAAD配備を再確認」
「●ジム・マティス新国防長官は1月31日、韓国国防部の韓民求（ハン・ミング）部長（大臣に相当）に対して、“増幅する北朝鮮の脅威に対抗するため”終末高高度迎撃ミサイルシステム（THAAD）の韓国配備は予定どおり進めると発言。
●直近の衛星写真によって、北朝鮮がプルトニウムの製造を再開している恐れがあるとの情報に基づき、マティス氏の訪韓前に、急きょ両国防相が電話会議を実施。
●なお、ドナルド・トランプ新大統領は、選挙戦当時から、日韓両国自身の核武装の可能性や、両国が更に米軍駐留費用を負担するよう主張していたが、その意を受けて、マティス長官が日韓両国を訪問するもの。」
同日付英
『インターナショナル・ビジネス・タイムズ』オンラインニュース：「ジェームズ・
マティス氏訪韓前に、米韓両国防相が電話会議」
「●“狂犬”と渾名された元海軍司令官のマティス長官は、韓部長との電話会議において、北朝鮮の挑発行為に断固対抗するため、THAAD配備は必須と発言。
●同長官は2月2日に訪韓後、日本も訪問予定。」
同日付ロシア
『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース：「韓国国防部長、
米国防長官がTHAAD配備計画を再確認したと発表」
「●韓国
『聯合（ヨナプ）ニュース』報道によると、マティス長官は韓部長との電話会議において、THAADの韓国配備は2017年中に予定どおり実施することを確認。
●なお米韓両国は2016年7月、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル発射及び核実験実施の恐れから、THAADを韓国東部の星州郡（ソンジュグン）に配備することで合意。」
同日付韓国
『聯合（ヨナプ）ニュース』：「米韓両国防相、THAADの年内配備を再確認」
「●米韓両国防相は1月31日、30分程の電話会議を実施し、その中でTHAADを予定どおり年内に配備することを再確認。
●マティス長官は2月2～3日に訪韓し、黄教安（ホァン・ギョアン）首相兼大統領代行、韓民求国防部長、尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長他と会談予定。」
一方、同日付中国
『環球時報』（
『新華社通信』配信）：「反対の声を無視して、米韓両国防
相がTHAAD配備を再確認」
「●THAAD韓国配備については、同システムに含まれるXバンド・レーダーが中ロ両国の安全保障上の脅威となるとして、両国は、配備計画協議の早い段階から強く反対を表明。
●また、韓国の配備先とされている星州郡の住民も抗議行動。
●なお、THAADは40～150キロメーターの高度のミサイルを迎撃するシステムであるが、韓国を射程とする北朝鮮保有のミサイルのほとんどは高度40キロメーター未満。
●更に、米軍のミサイル防御システムは、韓国の総人口5千万人の半分以上が居住するソウル及び周辺地域を防御する能力欠如。
●一方、弾劾を受けて職務停止中の朴槿恵（パク・クネ）大統領の後任を選ぶ大統領選について、求心力を失った与党に代わって、支持率を上げた野党のどの大統領選候補も、米軍のミサイル防衛システム導入合意のキャンセル、あるいは再交渉を主張。」
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