トランプ大統領が移民排除の大統領令に署名したことにより世界中で反対運動が起きているが、署名した際に「迫害を受けて逃れてきたキリスト教信者は入国を優先する」と発言したことでさらに物議を醸しだしている。
1月30日付
『インディアンエクスプレス』:
「彼らは長い間迫害を受けてきたのだからアメリカが支援するのは当然である。」とトランプ氏は述べる。
しかし、カトリックやプロテスタントなど宗派に関係なく様々なキリスト教の聖職関係者からも「宗教の信条によって差別をするのは不当であり恥ずべき行為です。」と反対されている。
しかし、クリスチャンの間では意見が分かれていて、「一部のイスラム教徒によってキリスト教徒が迫害され、暴行事件にまで発展している地域もあります。...
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1月30日付
『インディアンエクスプレス』:
「彼らは長い間迫害を受けてきたのだからアメリカが支援するのは当然である。」とトランプ氏は述べる。
しかし、カトリックやプロテスタントなど宗派に関係なく様々なキリスト教の聖職関係者からも「宗教の信条によって差別をするのは不当であり恥ずべき行為です。」と反対されている。
しかし、クリスチャンの間では意見が分かれていて、「一部のイスラム教徒によってキリスト教徒が迫害され、暴行事件にまで発展している地域もあります。そういった点からトランプ大統領の政策を支持します。」とインタビューで答えている教会の参拝者もいる。
「彼らはジハード(聖戦)を信じていて平和をもたらしません。平和はイエス・キリストの御心からしか生まれません。」そのように述べるキリスト教関係者もいる。
2016年はイスラム教徒の難民とほぼ同人数のキリスト教徒の難民がアメリカに入国したが(ともに年間30,000人以上)、トランプ大統領の政策が支持されれば今後はキリスト教徒の難民受け入れが優先されていくとみられる。
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