【Globali】
ジェフ・セッション氏曰く是々非々で対応
私は人種差別者でなくトランプ氏の政策には必要に応じて対応をすると、セッション氏は述べた。
1月11日付
『サウス チャイナ モーニング ポスト』(
『AP』配信)によると、
トランプ政権で司法長官に任命されたジェフ・セッションズ氏は以前の人種差別的な言動から、民主党から”市民の公平な権利を守る司法長官が務まるのかどうかを疑問視されているが、火曜日の指名承認公聴会では、「人種差別的な発言をしたことは一切ない」と述べた。セッションズ氏は「トランプ氏を支持しているが、必要な場合は対抗する必要があり、司法長官として法律を犯すような事態になるようなことがあれば辞職する覚悟がある。...
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1月11日付
『サウス チャイナ モーニング ポスト』(
『AP』配信)によると、
トランプ政権で司法長官に任命されたジェフ・セッションズ氏は以前の人種差別的な言動から、民主党から”市民の公平な権利を守る司法長官が務まるのかどうかを疑問視されているが、火曜日の指名承認公聴会では、「人種差別的な発言をしたことは一切ない」と述べた。セッションズ氏は「トランプ氏を支持しているが、必要な場合は対抗する必要があり、司法長官として法律を犯すような事態になるようなことがあれば辞職する覚悟がある。」と述べている。例えば、「強制的な尋問や自白を強要させるような取り調べは容認される」というトランプ氏の考え方には反対していると主張している。しかし、移民反対の政策についてはおおむね賛成するとしていて、メキシコからの不法移民やイスラム過激派には強硬姿勢を保つべきだとしている。
また、イスラム教徒の完全な入国禁止は支持しないが、オバマ政権が移民の強制的な国外追放を禁止する政策を批判している。
同氏は、「自身の法律事務所内で黒人の弁護士を”ぼうや”と呼んだこと」や「NAACP(全米黒人地位向上協会)を”アメリカ的でない”と述べた」ことについては”事実無言です”と答えている
。
”アフリカ系移民や黒人の方が長い間我が国でひどい人種差別を受けてきて選挙権すらなかった歴史を私はこの目で見てきております。絶対に昔の時代に後戻りしてはなりません。”公聴会でセッションズ氏はこのように述べた。
セッションズ氏は上院の共和党内保守の多数派や保守層の多い州の民主党から支持されているが、オバマ政権下の司法省内では「平等で公正な市民権」を絶対的な政策目標としているため、民主党からは「信頼できるのかどうか」疑問視されている面がある。
実際、大統領選挙のハッキング事件についても表立った法律的な対策は施行せず、オバマ政権下のように”市民権の実態調査”も積極的には行わない方針をほのめかしていて、今後のセッションズ氏の政策からは目が離せない。と報道している。
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