そのため、韓国ではEV車を敬遠する傾向が出ているが、一方でEV中古車の販売量は、前年度比で180％増加している。

10年間以上にわたってEV車に高額の投資をしてきた韓国の自動車メーカーにとっては現在の状況は耐え難いものとなっている。...

そのため、韓国ではEV車を敬遠する傾向が出ているが、一方でEV中古車の販売量は、前年度比で180％増加している。

10年間以上にわたってEV車に高額の投資をしてきた韓国の自動車メーカーにとっては現在の状況は耐え難いものとなっている。そのため、取りあえずは韓国の消費者たちを安心させるため、企業と政府は奇策を次の思いついている。

すなわち、韓国のEV車メーカーは、バッテリーの火災原因は主に中国製バッテリーに依るものだとして、韓国製のバッテリーを使用した場合は、火災を起こす危険がないと主張している。　韓国政府も、この主張に便乗して、EV車メーカーがバッテリーの製造元が韓国企業であることを明記することを義務化して、韓国でのEV車の購買数を増やすことを計画している。

韓国政府としては、巨大な中国製EV車バッテリー業界に対抗するため、この機会に韓国のEV車バッテリー業界に政策的な‘てこ入れ’をしてバッテリー業界を活性化したいと考えている。

しかしながら、中国製のEV車バッテリーが韓国製などに比べて、火災の危険性が高いという試験結果は、今までのところ報告されていない。