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【Globali】
パリ大会:元フランスのチャンピオンが日本のフルーレ金メダルに貢献(2024/08/07)
『フランス24チャンネル』8月4日付けで、フランス人コーチのペシュ氏の指導した日本チームがフルーレのオリンピック金メダルを獲得したと報じている。ペシュ氏は、3年前のオリンピック東京大会では、フランスチームのフェンシング選手として参加し、金メダルを獲得しているが、今回のパリ大会では、立場を替えて、日本チームをチャンピオンチームに育てるのに貢献した。ペシュ氏は、国を越えた2チームで非常に貴重な体験をしたことになる。
彼は2024年にオリンピックのフルーレ団体戦のタイトルを維持したことになるが、今度は別の国のユニフォームを着て実現したことになる。8月4日の日曜日、フルーレ日本チームのコーチとして、日本チームを指導し、母国フランス、パリのグランパレ外陣の特設競技会場でのイタリアチームとの決勝戦を制して、日本チームが晴れの栄冠を勝ち取るのに大きく貢献した。
フルーレ団体競技の表彰式の後、ペシュ氏は、「私は、皆さんが言っているように、正に2つの金メダルを獲得したようなものだ。...
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彼は2024年にオリンピックのフルーレ団体戦のタイトルを維持したことになるが、今度は別の国のユニフォームを着て実現したことになる。8月4日の日曜日、フルーレ日本チームのコーチとして、日本チームを指導し、母国フランス、パリのグランパレ外陣の特設競技会場でのイタリアチームとの決勝戦を制して、日本チームが晴れの栄冠を勝ち取るのに大きく貢献した。
フルーレ団体競技の表彰式の後、ペシュ氏は、「私は、皆さんが言っているように、正に2つの金メダルを獲得したようなものだ。 各々の金メダルには違った喜びがある。 2つの金メダルとも、とてつもない感激がある。 選手として得た金メダルは、自分で勝ち得た満足感があったが、今回の金メダルは、指導した日本の若者たちに対する信頼と互いの幸福感の証である。」と感慨をもらした。さらに、取り囲んだ日本人の記者団に向かって「正直に言って、日本チームが達成したことに対して、 私のやったことは微々たることにすぎない。」と謙遜気味に付け加えた。
今回のパリ大会でのフェンシング日本チームは、歴史的な偉業を達成している。1週間のフェンシング競技日程中に5つのメダルを獲得し、その中で、金メダルは2個で、フェンシングのメダル獲得数が第1地位に輝いている。
なお、ペシュ氏は、2021年の東京大会で金メダルを獲得後、選手生活を引退してから日本チームのフルーレのコーチに雇われた。準決勝で日本チームがフランスチームを制した後のインタビューに答えて「私は最初、フランスにとどまるつもりであったが、日本チーム側は、遠隔での指導では効果が上がっていないので、私の指導能力を信じて日本に来るように要請された。」と日本で直接、コーチに当たった経緯を説明した。
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