【Globali】
気候温暖化:あと7年で1.5℃の温度上昇臨界値を超えるとの予測(2023/12/06)『フランス24TVチャンネル』12月5日付けで、グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)の科学者が、昨年に試算した結果によると、世界的な気温上昇の臨界値である1.5℃は、9年後に到達するという。ドバイでのGCPの研究が、12月4日、COP28で発表された。現時点から数えて、7年後には1.5℃の限界値に到達することが、1/2の確率であるという。そのため、GCPとしては、関係国に温暖化防止対策を実行することを呼びかけている。
ドバイでのCOP28会議でのGCPの研究発表によると、石炭、天然ガスおよび石油の使用での炭酸ガス発生慮が2023年には新たな記録を打ち立てるものと予想されている。
2015年のパリ議定書により世界の首脳たちは、1.5℃の気温上昇臨界値を越えない目標を設定した。この臨界値を越えると、夏季には熱波は繰り返され、気候変動が後戻りしない深刻な状況となることが予測されている。 英国の気象学者のピエール・フリードリングシュタイン氏は、「COP28に参加した首脳たちは、化石燃料のよる炭酸ガス発生量の低減に関しての合意を早急に行う必要がある。...
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