【Globali】
生物多様性:カナダのケベック州はCOP15開催を前に自然保護責任を迫られる(2022/11/24)『フランス国際ラジオ局(RFI)』によると、COP15が2週間後の12月7日から19日にモントリオールで開催されることに際し、ケベック州は動物種の保護に関して必ずしも模範的な行動を取っていないと動物保護団体から非難を受けている。ケベック州はこれまで経済的な圧力に押され、充分な野生動植物分布域を保護することには至っていないという。
世界の人々の意識の中で、カナダは‘緑に恵まれた国’として定着しているが、カナダの原油や天然ガスの輸出や人口当たりのカーボンフットプリントが世界で最も高いことなどによりカナダが気候温暖化対策での模範生から程遠い一面を持っている。
これまでカナダは動植物種の保護に関して先進的で、特にケベック州では数十年前から景観や地域の固有の動植物の保護に努めてきた。それにも関わらず、 2022年10月に世界自然保護基金WWFは北米大陸における生物多様性が過去40年間で20%低下したことを警告している。...
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