赤い色の縫いぐるみ、フリジは今週、レアール通りで開店するオリンピック公式ショップにお目見えする。しかし、パリオリンピックの組織委員によると、フランスで販売される大部分の縫いぐるみは中国で製造されるという。
マスコットのぬいぐるみ、フレジの販売はフランス企業の‘ジプシー’と‘ドド一座’に60%と40%の割合で委託されるという。‘ドド一座’は割り当ての15%分はブルターニュ地方の自社工場で生産する計画であるという。...
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赤い色の縫いぐるみ、フリジは今週、レアール通りで開店するオリンピック公式ショップにお目見えする。しかし、パリオリンピックの組織委員によると、フランスで販売される大部分の縫いぐるみは中国で製造されるという。
マスコットのぬいぐるみ、フレジの販売はフランス企業の‘ジプシー’と‘ドド一座’に60%と40%の割合で委託されるという。‘ドド一座’は割り当ての15%分はブルターニュ地方の自社工場で生産する計画であるという。
フランスでのマスコットの製造、すなわち綿詰め、組みたて、衣装製作はブルターニュの工場で行われるが、材料手配や部品製作は中国で用意されるという。
マスコットの予測生産量については発表されていないが、製品の利益分の20―25%はライセンス料が占めるという。
2021年のオリンピック組織委員会の予算計画によると、全体としてマスコットの販売により1.27億ユーロ(=約190億円)の利益を見込んでいる。
マスコットの販売は公式のオンラインショップで行われるのに加えてレアール通りの専門店以外にスーパーマーケットのカレフールや特別なおもちゃ屋でも行われるという。なお、マスコットの中にはパラリンピック用に義足や人工四肢を持つものも製作されているという。
オリンピック組織委員会としてはマスコットにフレジア帽の形状を利用してフランス革命当時の精神性を込めたいと考えているが、どれだけ国際的に評価され、人気を博すのか今後を見守りたい。
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