WHOは、コビッド19感染流行の終息に関しての自信過剰意識に注意を喚起した。テドロス事務局長は、コビッド19感染流行の終息は見えているが、まだ時間がかかると語った。
さらに、「我々はこれまでコビッド19感染流行のために2年半の長いトンネルを通過してきたところで、ようやくトンネルの先に光が見え始めたところに過ぎない。 しかし終息までの道のりは遠く、トンネルも暗く、まだ克服すべき多くの障害が立ちはだかっている。...
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WHOは、コビッド19感染流行の終息に関しての自信過剰意識に注意を喚起した。テドロス事務局長は、コビッド19感染流行の終息は見えているが、まだ時間がかかると語った。
さらに、「我々はこれまでコビッド19感染流行のために2年半の長いトンネルを通過してきたところで、ようやくトンネルの先に光が見え始めたところに過ぎない。 しかし終息までの道のりは遠く、トンネルも暗く、まだ克服すべき多くの障害が立ちはだかっている。」と警鐘を鳴らした。
バイデン大統領の米国でのコビッド19感染流行の終息宣言に対し、WHOでのコビッド19感染症対策の責任者、バン・ケルコブ博士は、「感染症の状況は国ごとに異なっているため、WHOの目標は、世界の至る所での感染症を防止することにある。」と明言した。
テドロス事務局長によると、全世界での1週間ごとの感染症死亡者は減少し続けており、2021年のピーク時に比べて10%に減少している。おまけに、ほとんどの国で行動制限を解除しており、全人口の2/3がワクチン接種を受けており、医療従事者や高齢者の3/4がワクチン接種を受けているという。
しかしテドロス事務局長によると、現在でも全世界で毎週10000人が感染症で死亡しており、この死亡者数は過剰だと語った。
なお、WHOのオンライン統計結果によると、全世界でこれまで650万人がコビッド19感染症で死亡している。 コビッド19感染に対しては、まだまだ予防の手を緩めることはできないようである。
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