英紙
『ミラー』と
『メトロ』の電子版によると、英国では、16日に報告された1週間の新規感染者数は、75万4054人となり、100万人をはるかに超える新規感染者数が確認された前の1週間に比べて38%減少した。
また、陽性と確認されてから28日以内に死亡した人は16日には88人にのぼった。先週1週間の合計で見ると、1834人が死亡したことになり、昨年の冬以来最高となったが、この数字も感染者数の減少に伴い、すぐに減少に転じることが期待されている。...
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英紙
『ミラー』と
『メトロ』の電子版によると、英国では、16日に報告された1週間の新規感染者数は、75万4054人となり、100万人をはるかに超える新規感染者数が確認された前の1週間に比べて38%減少した。
また、陽性と確認されてから28日以内に死亡した人は16日には88人にのぼった。先週1週間の合計で見ると、1834人が死亡したことになり、昨年の冬以来最高となったが、この数字も感染者数の減少に伴い、すぐに減少に転じることが期待されている。
英国ではクリスマス前にオミクロン株が主流となり、急速に各地に広がり、過去最高の感染者数を記録した。しかし、専門家の予測では、南アフリカと同様に、感染者が急増するのと同じように、英国でもこのまま急速に減少していく可能性があり、今も新規感染者数の急減が続いている。
こうした状況の改善により、マスク着用、自宅勤務、ワクチンパスなどの現在の規制が今月末までに廃止される可能性があると、ある与党幹部は述べている。
英『デイリーメイル』電子版によると、イースト・アングリア大学医学部のポール・ハンター教授は14日付の「タイムズ」紙で、シミュレーション計算の結果、2月中旬までに国内の感染者数が低水準に達する可能性があると述べている。
イングランド北部の集中治療医であるリチャード・クリー医師も、「入院者数は、恐れていたほどには増えていない。オミクロンの波を乗り切ることができる可能性が高まっている」と述べている。
ただし、英国健康安全局(UKHSA)の最近のデータによると、オミクロンによる体調不良を防ぐには2回のワクチン接種では不十分で、ブースターを接種すると変異株に対する防御力が大幅に向上することが明らかになっている。UKHSAによると、オミクロン株はこれまでの変異ウイルスよりも重症化しにくく、病院は患者を「より早く」退院させることができているという。しかし入院者数は依然として高いため、病院への圧迫は続いており「選択的治療の多くを行うことができない」病院もある状況となっている。
こうした中、英国では、医療当局が17日から18歳未満にブースター接種を提供する準備を進めており、16歳と17歳の約4万人が、接種のための予約を入れることができるようになる。
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