コビッド19による感染状況が悪化する中、オリンピックに参加している選手や役員にも感染者が出ている。
菅首相は、7月30日金曜日の閣議の後、東京と沖縄の緊急事態宣言期間を8月31日まで延長するとともに、4つの地域にも緊急事態宣言を適用することを発表した。菅首相はさらに、「コビッド19感染がデルタ株の影響でこれまでに日本が経験したことのないペースで広がっている。そのため、このような感染の広がりをくい止められなければ昨年と同様に重症者が増加し、医療機関がひっ迫する危険性がある。...
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コビッド19による感染状況が悪化する中、オリンピックに参加している選手や役員にも感染者が出ている。
菅首相は、7月30日金曜日の閣議の後、東京と沖縄の緊急事態宣言期間を8月31日まで延長するとともに、4つの地域にも緊急事態宣言を適用することを発表した。菅首相はさらに、「コビッド19感染がデルタ株の影響でこれまでに日本が経験したことのないペースで広がっている。そのため、このような感染の広がりをくい止められなければ昨年と同様に重症者が増加し、医療機関がひっ迫する危険性がある。」と危機感を表明した。
東京での1日当たりの新たな感染者数は7月29日木曜日に3865人とこれまでの記録を更新し、日本全体の感染者数は初めて1万人を超えた。7月30日金曜日には東京で3300人の感染者を数え、感染流行の勢いは収まらない模様である。
一方、日本のコビッド19感染防止ワクチン接種キャンペーンの開始時期が他の先進国に比べて遅かったことにより、日本政府の最新の情報ではワクチン接種率は27.6%にとどまっている。
東京オリンピック組織委員会によると、7月30日金曜日、オリンピック関係者の中から3人の選手を含む27人の感染者が出たという。 この感染者数はこれまでの最高となった。木曜日、国際オリンピック委員会のマーク・アダムス役員は、「オリンピック競技でのコビッド19感染対策は無観客の導入や多くのプロトコールの下で効果的に実行されており、日本での感染流行の拡大とオリンピック競技とは全く関係していない。」と主張している。
これから8月いっぱい、日本のコビッド19感染者数拡大を抑えられるか、オリンピックと共に世界の眼が日本に集まっている。
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