英国で13日、20年ぶりにテレビの24時間ニュース専門チャンネル「GB ニュース」が誕生した。この新しいチャンネルは、キャンセル・カルチャーやウォークカルチャーに対抗するために立ち上げられたという。
英ニュースサイト
『ヨークシャーライブ』によると、「GB ニュース」は、無料のテレビニュースチャンネルであり、従来の24時間ニュースが流れるチャンネルとは異なり、様々な社会的影響力のある人々の見解や討論会などを織り交ぜた報道チャンネルとなる。また、オンラインでアクセスできる様々なストリーミング、ビデオオンデマンド、オーディオサービスの提供を開始する予定であり、ラジオ局の計画も発表されている。
英日刊紙『ザ・サン』によると、CEOのアンジェロス・フランゴプロス氏は次のように述べている。...
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『ヨークシャーライブ』によると、「GB ニュース」は、無料のテレビニュースチャンネルであり、従来の24時間ニュースが流れるチャンネルとは異なり、様々な社会的影響力のある人々の見解や討論会などを織り交ぜた報道チャンネルとなる。また、オンラインでアクセスできる様々なストリーミング、ビデオオンデマンド、オーディオサービスの提供を開始する予定であり、ラジオ局の計画も発表されている。
英日刊紙『ザ・サン』によると、CEOのアンジェロス・フランゴプロス氏は次のように述べている。「GB ニュースは、英国のメディアに多様な声を届けることを目的としたデジタル企業であり、デジタルラジオの生放送を含む、可能な限りのプラットフォームで番組を配信していきたい。」さらに、米国のフォックスニュースやMSNBCのように「個別のニュース番組を提供し、実力のある司会者によって進められていく」と付け加えた。
しかし、同チャンネルは米国のチャンネルを真似た右派寄りのチャンネルが誕生するのではないかとの既存メディアからの猛烈な批判の的にもなっている。こうした批判に対し、同チャンネルのニュース担当ディレクターであるジョン・マクアンドリュー氏は、「自由、公正、公平」を目指し、「英国情報通信庁の規制に従う」と述べている。
スカイニュースの元司会者コリン・ブレイジャー氏は、「主流の放送局は、視聴者の大部分とかけ離れてきている」ために「GB ニュース」に加わったと語っている。「GBニュースは、視聴者が期待しているような荒々しいものではないので、視聴者は驚くと思います。より思慮深く、肯定的な雰囲気で、形式張ったものにはなりません。既存のニュース番組を見ていると、社会学の講義を受けているような気分になることがありますが、GBニュースの番組はそうならないと思います」と述べている。
フランゴプロスCEOは、キャンセル・カルチャー に対して批判的な見解を保持しており、GBニュースは、キャンセル・カルチャーやウォークカルチャーに媚びることのない「断固として独立したものになります。それが我々の売りです。投資家の皆様も、ジャーナリストの皆様も、そして視聴者の皆様も、そのことを認識するようになるでしょう。」と述べている。
ベテランキャスターで、GBニュースの主要司会者の1人となるアラステア・スチュワート氏は、英『イブニング・スタンダード』に対し、GBニュースは、従来の報道番組よりも「幅広く」「刺激的」な内容を提供し、イギリスの主流メディアでは報道されない見解を提供してくだろうと語っている。「多くのメディアで見られるようになった自己満足や自分が一番分かっているという態度に異議を唱えるものだ」と述べている。
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