ドナルド・トランプ大統領は現在、ハノイで金正恩（キム・ジョンウン）委員長との2度目の米朝首脳会談に臨んでいる。来年の大統領選を睨んで、是非とも派手な成果をみせたい同大統領は、会談開始前から“素晴らしい会談”になると自画自賛している。しかし、事ある毎に同大統領から誹謗中傷されたヒラリー・クリントン元国務長官・大統領選候補は、同首脳会談で実のある成果など全く期待できないとした上で、子飼いの安倍晋三首相にノーベル平和賞候補の推薦状を書かせたりと、悪い冗談が過ぎると一刀両断に切り捨てた。

2月27日付『インディペンデント・ジャーナル・レビュー』オンラインニュース：「ヒラリー・クリントン氏、トランプ大統領による北朝鮮との“夢のような”会談成果とか、ノーベル賞受賞とか、最悪の冗談と酷評」

　　ドナルド・トランプ大統領は現在、ハノイで金正恩委員長と2度目の米朝首脳会談に臨んでいる。

　　また、安倍晋三首相に依頼して、同大統領のノーベル平和賞候補への推薦状を書いてもらったとも言われている。...

2月27日付『インディペンデント・ジャーナル・レビュー』オンラインニュース：「ヒラリー・クリントン氏、トランプ大統領による北朝鮮との“夢のような”会談成果とか、ノーベル賞受賞とか、最悪の冗談と酷評」

　　ドナルド・トランプ大統領は現在、ハノイで金正恩委員長と2度目の米朝首脳会談に臨んでいる。

　　また、安倍晋三首相に依頼して、同大統領のノーベル平和賞候補への推薦状を書いてもらったとも言われている。

　　これらについて、ヒラリー・クリントン氏は、ワシントン在の『TBD』ニュースサイトのティナ・ブラウン氏（ジャーナリスト、編集者）のインタビューに答えて、2度目の首脳会談でも実のある成果は全く期待できないし、また、ノーベル平和賞候補など、最悪の冗談としか言いようがないと一刀両断に切り捨てた。

　　クリントン氏が問題にするのは、昨年の1度目の米朝首脳会談後、同大統領が北朝鮮に核兵器開発を止めさせ得るし、更に、“今後は北朝鮮の核の脅威はなくなる”とまで言い切ったのに、現実問題、北朝鮮情勢は一切変わっていないということである。

　　また、今回の2度目の会談に臨むに当っても、同大統領は、大変素晴らしい成果が期待できると自画自賛しているが、大方の見方は、何ら成果はなく、手ぶらで帰ってくることが目に見えているとしている。

　　なお、クリントン氏は、同大統領が現実をみないで感覚だけでことを進めようとしていることが最大の問題だとも言及している。