【Globali】
ハワード氏が補佐官就任を辞退(2017/02/17)
フリン氏がロシアとの密談の容疑で辞任したことで国家安全保障問題担当大統領補佐官の次なる候補として挙がっていたロバート・ハワード氏が就任を辞退したことが明らかとなった。
2月17日付
『Otago Daily Times』:
ハワード氏は元海軍中将の退役軍人でロッキード社の幹部でもある。
ホワイトハウスの発表によると、辞退の理由は「家族や収入など金銭面が理由」とされている。
フリン氏が歴代の中で最も短い期間で閣僚を辞任したことでトランプ政権は混乱のさなかであり、トランプ大統領は「代わりに信頼できる人を後日紹介する。」とすでに記者会見で発表していたためハワード氏には代わりを急きょ務めてもらうように切に懇願していたとみられる。...
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2月17日付
『Otago Daily Times』:
ハワード氏は元海軍中将の退役軍人でロッキード社の幹部でもある。
ホワイトハウスの発表によると、辞退の理由は「家族や収入など金銭面が理由」とされている。
フリン氏が歴代の中で最も短い期間で閣僚を辞任したことでトランプ政権は混乱のさなかであり、トランプ大統領は「代わりに信頼できる人を後日紹介する。」とすでに記者会見で発表していたためハワード氏には代わりを急きょ務めてもらうように切に懇願していたとみられる。しかし、想定外に辞退されたことでトランプ氏にとっては痛手であり、トランプ政権のハワード氏に対する印象も悪化し、両氏の今後の関係も険悪になるとみられる。
国家安全保障会議は常に何十もの空席があり国防省、国務省、諜報機関などから緊急代理で参加させているとのうわさがあり、関係者はそのことを否定していて、「2年の任期の切り替えや異動時期の際にそのような事態になることもある。また、急に離職者が出ることで欠員が生じることもある。」とコメントしている。
また、フリン氏の採用した会議メンバーは軍事関係、諜報関係、戦略担当の関係者ばかりに偏っていたとのこと。トランプ大統領は「フリン氏はマイク・ペンス副大統領の信頼を裏切ったのであるから辞任するのが妥当だ。」と述べていたという。
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