【Globali】
マレーシア、貿易立国シンガポールに負けじとRCEP及びTPP推進に積極的【アジア・中国メディア】人口3,170万人のマレーシアは、僅か人口560万人の隣国シンガポールに何かと対抗している。特に、国内総生産(GDP)ランキングで、2014年までずっとシンガポールより上位に位置していたのに、2015年に逆転(シンガポール37位、マレーシア38位)され、2016年も後塵を拝している(2015年と同じ順位)。そこで、中国主導の域内包括的経済連携(RCEP、東南アジア諸国連合(ASEAN)10ヵ国+日豪中印韓NZ 6ヵ国)はもとより、米国離脱後の環太平洋経済連携協定(TPP、11ヵ国)についても、積極的に参加してシンガポール以上の存在感を発揮しようとしている。
8月10日付アジア『OANAニュース(アジア太平洋通信)』:「マレーシア担当大臣、TPP発効は諦めていないと表明」
マレーシアのムスタパ・モハンムド通商産業相は8月10日、TPPはマレーシアにとって重要で、RCEPと並行して積極的に協議に参加していくと表明した。 足かけ7年の交渉の結果、昨年2月4日に加盟12ヵ国による合意が成立したTPPは、今年1月23日にドナルド・トランプ大統領がTPP離脱を宣言し、暗礁に乗り上げた。...
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