米有名女優;民主党下院議員発刊のトランプ酷評本を絶賛【米メディア】(2021/10/17)
カリフォルニア州選出のベテラン下院議員がこの程、トランプ政権下で如何に米民主主義が貶められたかと酷評する本を出版した。そして、熱烈な民主党支持者である米有名女優がこの本を絶賛している。
10月16日付
『ブライトバート』オンラインニュース(2005年設立の保守系メディア):「バーブラ・ストライサンド氏、アダム・シフ下院議員が発刊した“真夜中のワシントン”というトランプ批判本を絶賛」
カリフォルニア州選出のアダム・シフ下院議員(61歳、2001年より連続当選)が今年10月、500ページ近くにも及ぶ「真夜中のワシントン」というタイトルの本を出版し、その中でドナルド・トランプ前大統領(75歳)が如何に米民主主義を貶めたかと批判した。...
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10月16日付
『ブライトバート』オンラインニュース(2005年設立の保守系メディア):「バーブラ・ストライサンド氏、アダム・シフ下院議員が発刊した“真夜中のワシントン”というトランプ批判本を絶賛」
カリフォルニア州選出のアダム・シフ下院議員(61歳、2001年より連続当選)が今年10月、500ページ近くにも及ぶ「真夜中のワシントン」というタイトルの本を出版し、その中でドナルド・トランプ前大統領(75歳)が如何に米民主主義を貶めたかと批判した。
更に同議員は、トランプ氏とロシア側との共謀疑惑、また、今年1月6日発生の議事堂乱入事件にも焦点を当てて非難している。
この本に関して、民主党の熱烈な支持者であるバーブラ・ストライサンド氏(79歳、注後記)が、彼女のファンらに対して購読を薦めている。
同氏は、“アダム・シフ議員が出版した「真夜中のワシントン」はとても貴重な本で、是非読むべきだ”とし、“(前大統領が振りかざした)権威主義が、如何に当共和国を危険にさらしているかが明らかにされている”とツイートした。
更に同氏は、“(前政権によって)私たちの民主主義が脅威に曝されたのは現実だ”とも付言している。
なお、著者であるシフ議員は、著作本の宣伝のために大手メディアの『MSNBC』のニュース番組に出演した。
その際同議員は、当該番組司会者のクリス・ヘイズ氏(42歳、ジャーナリスト)のインタビューに答えて、“前大統領に牛耳られて、もはや共和党は狂信的集団になってしまっている”と訴えた。
更に同議員は、“民主主義の思想から遥かにかけ離れてしまっている”とも強調した。
(注)バーブラ・ストライサンド:女優・歌手・作曲家・映画プロデューサー・映画監督。米国の四大文化賞であるエミー賞(テレビ)・グラミー賞(音楽)・アカデミー賞(映画)・トニー賞(演劇)全てを受賞。熱烈な民主党支持者で多額の献金者。
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ロシアのサンクトペテルブルク市議会議員選挙にほぼ同姓同名の3人が出馬(2021/09/07)
ロシア第2の都市、サンクトペテルブルクの野党の候補者が、自分と同姓同名で似たような外見を持つ2人の候補者が、自身の地方議会の議席を奪うために選挙に参加したとして、ツイッターで非難している。
露メディア
『ロシアトゥデイ』によると、ボリス・ヴィシネフスキー氏は、2011年から同市議会の野党「ヤブロコ」の党首として議席を保持している。今月末に予定されている選挙を前に、ヴィシネフスキー氏は7月に、2人の候補者が自分と同姓同名で立候補していることに気が付き、自身の再選を「妨害するための候補者」が立てられたとして非難の声を上げた。選挙が近づいたことで、その2人の写真が選挙ポスター掲示板で公開されたところ、驚くほど現職に似ていることも明らかになった。...
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露メディア
『ロシアトゥデイ』によると、ボリス・ヴィシネフスキー氏は、2011年から同市議会の野党「ヤブロコ」の党首として議席を保持している。今月末に予定されている選挙を前に、ヴィシネフスキー氏は7月に、2人の候補者が自分と同姓同名で立候補していることに気が付き、自身の再選を「妨害するための候補者」が立てられたとして非難の声を上げた。選挙が近づいたことで、その2人の写真が選挙ポスター掲示板で公開されたところ、驚くほど現職に似ていることも明らかになった。
ボリス・ヴィシュネフスキー氏は5日、自身のツイッターアカウントに投稿し、2人の対戦相手達が名前を変えたり顔の毛を伸ばしたりして、投票者たちを混乱させようとしていると非難した。「私と瓜二つの2人は、名字と名前を変えて、さらには外見を変えた。髭を生やしたり、口ひげを生やしたり、顔写真に修正も加えたりしているようだ」と書いている。
ロシア語圏の人名は「名前・父称・姓」からなっているが、3人の違いを見分ける最も簡単な方法は、それぞれの異なった父称を確認することだという。なお、対戦相手達は、もともとはビクトール・ビコフとアレクセイ・シュメレフという名前であったことが分かっている。
こうした戦術は、サンクトペテルブルクをはじめとするロシア政界に長く存在してきたものだという。2015年に、市の立法議会で「成長」党の党首であるベテラン政治家オクサナ・ドミトリーヴァに対して同じ戦術が使われた。ドミトリーヴァは3万1千票を獲得し、2人の妨害候補者たちは合わせて9千票近く獲得した。その結果、連合ロシア党のミハイル・ロマノフが40834票で勝利した。
英『ガーディアン』によると、ヴィシネフスキー氏と瓜二つの対戦相手達は、どちらも公にキャンペーンを行っておらず、いまだに公の場に姿を現していない。選挙ポスターが掲示された今週までは、どのような外見であるのかは不明であった上、実物がどうなのかという点でも、誰も確認が出来ていないという。
ヴィシネフスキー氏は、対戦相手達達が自分に対抗して出馬した動機はわからないとしながらも、「彼らは何の見返りも無しにこのような恥ずかしい思いをすることに同意したとは思えない。」と述べている。
『MSNニュース』によると、中央選挙管理委員会の責任者であるエラ・パンフィロワ氏は、この状況を「不名誉なこと」であり「有権者を馬鹿にしている」としながらも、ほとんど何もできないことを示唆した。ロシアの選挙法は「非常にリベラル」であり、ボリス・ヴィシュネフスキー氏という名前で誰でも立候補できてしまうという。
ロシア当局は、野党や独立メディアに対する弾圧を強めており、2月にはプーチン大統領の批判者であるアレクセイ・ナヴァルニー氏を投獄し、その後、同氏の組織を非合法化した。
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