風邪症状の半数がコロナの可能性
コロナウイルスの感染状況をアプリなどから解析しているイギリスの研究チームによると、喉の痛みや鼻水など風邪のような症状がある人の半数がコロナに感染している可能性があるとし、検査の重要性を強調している。
12月23日付米国
『Insider』:「あなたが今風邪をひいているなら、それはコロナの可能性が高い」:
ゾエ症状追跡アプリのデータ解析によると、新たに風邪のような症状が出た人の半数は、風邪ではなくコビット19に感染しているという。
研究を率いる疫学者スペクター氏は23日のプレスリリースで、殆どの人はオミクロン株に感染すると、「喉の痛み、鼻水、頭痛など普通の風邪を引いたかのように感じ、熱や咳が止まらない、味やにおいを感じにくいという症状は出にくい」としている。...
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12月23日付米国
『Insider』:「あなたが今風邪をひいているなら、それはコロナの可能性が高い」:
ゾエ症状追跡アプリのデータ解析によると、新たに風邪のような症状が出た人の半数は、風邪ではなくコビット19に感染しているという。
研究を率いる疫学者スペクター氏は23日のプレスリリースで、殆どの人はオミクロン株に感染すると、「喉の痛み、鼻水、頭痛など普通の風邪を引いたかのように感じ、熱や咳が止まらない、味やにおいを感じにくいという症状は出にくい」としている。
研究チームが85万人に共通する20項目の自覚症状を突き止めた結果、オミクロン株感染者はデルタ株のケースよりも自覚する症状が5つ以上多いとする。最も多い症状は、頭痛、疲労感、鼻水、のどの痛み、くしゃみであった。
スペクター氏は、感染したか判断するには、これらの症状が出るのを待つのは得策ではなく、「風邪症状の半数はコロナなのだと早急に社会全体に周知すべき」で、「検査を受ける以外に風邪の咳かコロナ感染か判断することはほぼ不可能だ」と検査の重要性を強調する。
英国、米国、デンマーク、南アフリカなどで感染が拡大しているオミクロン株の研究は続けられているが、その危険性を最終判断するにはまだデータは不足しているというのが研究者の共通の認識である。
同日付英国『BBC』:「オミクロン株:風邪の半分はコロナ、英研究」:
ゾエコビット研究チームは、市民からのフィードバックを基にパンデミックの追跡研究を行っており、風邪のような症状を示す人の半数が実はコロナに感染しているとしている。
先週にかけてのコロナ感染拡大はオミクロン変異株によるもので、1日あたり約14.4万人が感染している。研究チームのスペクター教授は「多くの人はオミクロン株陽性でも風邪の症状しかみられない。友人に検査を受け感染を確認してもらうしかない。命を救うため、国民へ周知する必要がある」としている。
感染者が爆発的に増えれば、入院が必要な人も多くなり、更には自らも感染し働けない医師や看護師も多くなる。クリスマスにかけて友人家族と集まる前に早急にコロナ検査をすることが推奨される。
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ワクチン接種を呼びかけたドナルド・トランプ氏にブーイング、米アラバマ州
ドナルド・トランプ前大統領が、医療がひっ迫しているアラバマ州で集会を行い、ワクチン接種を呼びかけたが、マスク非着用の支持者からブーイングが起きたという。
8月23日付米国
『USA Today』は「アラバマ州の集会で支持者にワクチン接種を勧めたトランプにブーイング」との見出しで以下のように報道している。
先週土曜トランプ前大統領がアラバマ州で演説を行った際、支持者へのワクチン接種を促しブーイングされる一場面があった。集会は同州バーミンガムから北へ50マイルのカルマンで行われた。
トランプ氏は演説で、ファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソンの3つのワクチンが大統領任期中の9か月で開発されたことを強調し、「個人の自由なのは承知だが、正しいことをしなければならない。...
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8月23日付米国
『USA Today』は「アラバマ州の集会で支持者にワクチン接種を勧めたトランプにブーイング」との見出しで以下のように報道している。
先週土曜トランプ前大統領がアラバマ州で演説を行った際、支持者へのワクチン接種を促しブーイングされる一場面があった。集会は同州バーミンガムから北へ50マイルのカルマンで行われた。
トランプ氏は演説で、ファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソンの3つのワクチンが大統領任期中の9か月で開発されたことを強調し、「個人の自由なのは承知だが、正しいことをしなければならない。ワクチンを受けることをお勧めする。私も受けたが良いぞ」等と述べ、ワクチンを受けるよう指示した。
その後すぐ、一部の観客からブーイングが聞こえたが、そのほとんどはマスクを着けていない参加者だったという。トランプ氏もその反応に気づき、「今の(ブーイング)は大丈夫だ」と述べた。
アラバマ州は、ワクチン接種率が36%に過ぎず、これ以下の接種率の州としては、アイダホ、ワイオミング、ミシシッピ、ウェストバージニアの4州のみ。一方、CDCによれば、アラバマ州の新規感染者2日前には3千人台だったにもかかわらず、土曜の新規感染者はゼロと報告されているという。同州の保健当局によると、先週の陽性者は2.1万人以上の陽性者がいた。
アラバマ州では、カルマンを含む殆どの郡で多くの感染者が多数出ており、ICU病床が足りていないと報じられている。同州ケイビー知事は、7月には陽性者増加はワクチン未接種者の責任だとして同州のワクチン接種率の低さを批判した。カルマン市の緊急事態宣言に伴い、市内の病院は市に対し、感染者が増加した場合困難が生じるとして、トランプ集会への緊急サービス提供を要請していた。
8月22日付米国『Insider』は「コロナ緊急事態宣言2日後のアラバマ州カルマン市で感染拡大を招きかねないトランプ集会開催」との見出しで以下のように報道している。
ドナルド・トランプ氏が土曜、アラバマ州カルマン市のヨークファミリーファームズで「セーブアメリカ」集会を開催。カルマン市は緊急事態宣言下にあり、病院や救急室がひっ迫し、病床や人員が足りず、救急車も危機的状態で、ヘルスケアシステムが崩壊している。そんな中、トランプ前大統領は、マスク非着用の数千人が集結する集会を開いた。
ジョージ・スコットの有名な「パットン」スピーチや「ゴッドブレスザUSA」の後、トランプ氏はお決まりの題目、ロシア、移民、いわゆる「過激左派」、中国ウイルスと呼び続けているコビット19について演説。参加者は、トランプグッズを身に着け、赤白青カラーに身を包み、「USA」や「トランプ再来を」と叫んだ。
カルマン市のあるカルマン郡では、ここ2週間で入院者数が218%上昇。カルマン地域医療センター長は、これ以上入院患者を増やさないため、集会現地に、緊急医療技術者を配備する等の特別支援を求めていたという。アラバマ病院協会のドナルド・ウィリアムソン会長は先週、WSFA 12ニュースのインタビューで、同州のICU病床がひっ迫していると述べていたという。
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