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2024年04月20日(土)
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【Globali】
 

米共和党による米国大使承認決議遅延戦略はノルドストリーム2天然ガスパイプラインプロジェクト米政府制裁の解除阻止が目的【米メディア】(2021/12/19)

既報どおり、長らく空席となっていた米国の駐中国大使の承認決議が米上院議会で採択された。共和党による決議遅延戦略は、中国を利するだけで米国家安全保障上問題との指摘がなされていたが、共和党にとっては、欧州における安全保障を揺るがしかねないノルドストリーム2天然ガスパイプラインプロジェクト(注1後記)阻止のためにトランプ政権下で決定した制裁措置について、バイデン政権によって覆されないよう抵抗することが重要だと捉えていたことが理由である。

12月19日付『Foxニュース』:「クルーズ上院議員、米国大使承認決議への協力でロシアの天然ガスパイプラインプロジェクトへの制裁継続につき民主党側譲歩獲得」

米上院議会において、何ヵ月間も停滞していた大使承認手続きが12月18日から遂に進捗することになった。

停滞していたのは、上院少数派の共和党が、トランプ政権のときに決定したロシア~ドイツ間ノルドストリーム2天然ガスパイプラインプロジェクトに関わる制裁措置をジョー・バイデン大統領(79歳)が破棄すると表明したことに抵抗して、米憲法で認められた“アドバイス&コンセント(注2後記)”に基づき、大統領が指名していた米国大使の承認手続きを保留してきたからである。...

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アフガニスタンで続く麻薬産業(2021/12/13)

今年8月、アフガニスタンで実権を握ったイスラム原理主義勢力タリバンは、麻薬撲滅宣言をしたが、重要な資金源であるアヘンの生産は継続されるものとみられている。

12月10日付ドイツ『DW』:「タリバン制圧以降のアフガニスタンのアヘン産業」:

タリバンは脱麻薬を宣言していたが、金の成る木を手放す気配はなく、更に多くの貧困層がアヘン生産に参入しているという。アフガニスタンでは、薬効植物としてアヘンケシの栽培は長く行われてきたが、今では麻薬の原料として主に利用される。

今年7月の収穫期には約6,800トンが生産されており、国連薬物犯罪事務所(UNODC)の統計によると昨年比で8%増加。...

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