深海の解明につながる海洋調査で、オーストラリア研究所の調査隊がタスマニア沖で火山帯を発見したという。その高さは超高層ビル級だが、海面からは、約2キロの深さにあるという。
11月2日付米国
『NBC』は「タスマニア沖に火山帯発見」との見出しで以下のように報道している。
オーストラリアから250マイルの海底に火山が見つかった。オーストラリア政府機関、連邦科学産業研究所(CSIRO)が発表。9800フィート(エンパイア―ステートビルの6倍の高さ)にまたがる海山帯で、海山の大きさや形は複雑で、急峻な所や平らな所もあるという。最も高い所でも海底6500フィートの深海。...
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11月2日付米国
『NBC』は「タスマニア沖に火山帯発見」との見出しで以下のように報道している。
オーストラリアから250マイルの海底に火山が見つかった。オーストラリア政府機関、連邦科学産業研究所(CSIRO)が発表。9800フィート(エンパイア―ステートビルの6倍の高さ)にまたがる海山帯で、海山の大きさや形は複雑で、急峻な所や平らな所もあるという。最も高い所でも海底6500フィートの深海。未知の海洋エコシステムが見られ、鯨や海鳥など多くの海洋動物も見られるという。
今回25日間の調査で海の海底についての発見があったという。今日の衛星技術により、火星、金星、月の地図は海底地図より詳細に知りうるが、海底は水が障害となり未だ未知の領域。
米国立海洋大気局によると、地球の海洋の80%の地形の詳細はまだ未解明。海洋地図の作製は困難で時間がかかるオーストラリアの研究者は、タスマニア沖の海山の詳細を今後2ヶ月の調査で解明する方針で今後の進展が期待される。
11月1日付米国『NYデイリーニュース』は以下のように報道している。
オーストラリア沖の海底科学調査隊により、タスマニア沖で広範囲にわたる火山が発見されたという。海山の山頂で最高9800フィート、この高さでも海水面から6500フィートの深さとなる。海山の地形は複雑で、これまで解明されたことのない世界である。
海洋地形の8割は未解明で、地球にはこのような海山が他にも1万~10万程存在していると推測されている。
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