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2024年04月23日(火)
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【Globali】
 

北方領土2島先行返還・合同統治議論(2016/10/17)

日本政府がロシアとの北方領土問題の打開策としてロシア側との協議に備え、北方領土の「共同統治案」など複数の案が検討されていると報道されたが、日本(外務省の川村泰久外務報道官)はこれを否定。「四島の帰属を解決して平和条約を締結するという、北方領土問題に関する日本の基本的な立場は変わらない」としている。平和条約締結後2島(歯舞、色丹)を返還すると定める日ソ共同宣言(1956年)により全4島返還を主張する日本への返還が先伸ばしにされ、戦後日本とロシアは正式な平和条約を締結していない。安倍首相や鈴木宗男元衆院議員らの発言などから、日本には歯舞、色丹2島返還交渉の意向があり、国後、択捉島の合同統治という可能性も模索されており、12月山口で行われるプーチン大統領と安倍首相の首脳会談に注目が集まる。

10月17日付『ヤフーニューズ』(ロイター通信引用)は「日本はロシア領の共同統治案を検討、日経」との見出しで以下のように報道している。
・日本はロシア領、北方領土の共同統治案をロシアに提案する事を検討している。70年間両国が悩まされてきた領土問題解決の打開となることを期待。日露政府関係筋によると、安倍首相は12月15日開催の日露会談でプーチン大統領を説得したい考え。
・ロシアでは「千島列島の南端」、日本では「北方領土」と呼ばれる北海道沖の4島を巡る領土問題により第2次大戦後の両国は平和条約を結んでいない。...
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世界が見る中国における3年ぶりの日本映画上映(2015/06/02)

中国のAIIB設立以降、米国の中国に対する視線はより厳しいものに変化し、アジア安全保障会議(シャングリラ対話)でも南シナ海のスプラトリー諸島の岩礁埋め立てをめぐって、これまで以上に米国は中国に対して厳しい姿勢を打ち出した。この流れの中で日本は同会議で米国に同調し、中国批判を繰り広げた。しかしその一方では、安倍首相と習近平国国家主席による2度の首脳会談開催や、自民党の二階総務会長が3000人の代表団を率いて中国を訪問し、安倍首相の親書を習主席に手渡すなど日中関係改善の動きもある。そんな中、日中関係悪化以来3年ぶりに日本映画“スタンドバイミードラえもん”(3D版)の中国全土での上映が始まった。中国におけるアニメ映画としては過去最高の興行収入を記録し、大ヒットしているという。これがはたして本格的な日中関係の改善につながっていくのかはまだ不透明だが、各国は中国における3年ぶりの日本映画上映について、以下のように報じた。

6月1日付『ニューヨークタイムズ』(米国)は、「3年前から関係が悪化していた日本と中国だが、関係悪化以来日本映画としては初めて“スタンドバイミードラえもん”(3D版)が公開され、中日関係のわずかな雪解けを示すものとして注目を集めている」と報じ、「この映画の公開は、自民党の二階総務会長が3000人の代表団を率いて習近平国家主席と面会した、そのすぐ後に行われた」と伝えた。
6月1日付『フォーブス』(米国)は、「日本の生身の外交官が、中国との緊張を沈静化させるために四苦八苦している一方で、ドラえもんという名のCG製のアニメ猫大使が日中の関係改善に一役買っている」と報じ、「ドラえもんシリーズは中国では絶大な人気を誇り、両国の国民の多くの支持を得ているものの、ドラえもんが政治的に両国の緊張を和らげる可能性は低いだろう」と伝えた。...
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