4月12日の衛星写真では、平壌の北西にある豊渓里の核実験場での活動が写っていると、アナリスト達が北緯38度線ウェブサイトに書いている。ウェブサイトの運用をしているジョンズ・ホプキンス大学の高等国際関係大学院の米韓研究所によれば、北の入口周辺と主要な管理区域で動きがあることや、コマンドセンター周辺に数名がいることなどがわかっている。
たとえそうであっても、北朝鮮が挑発的な行動の準備をしている兆候は特にないとして、韓国の合同参謀本部は差し迫った核実験の可能性は低いと見ている、とスポークスマンのRoh Jae-cheon氏がソウルの記者たちに語った。...
全部読む
4月12日の衛星写真では、平壌の北西にある豊渓里の核実験場での活動が写っていると、アナリスト達が北緯38度線ウェブサイトに書いている。ウェブサイトの運用をしているジョンズ・ホプキンス大学の高等国際関係大学院の米韓研究所によれば、北の入口周辺と主要な管理区域で動きがあることや、コマンドセンター周辺に数名がいることなどがわかっている。
たとえそうであっても、北朝鮮が挑発的な行動の準備をしている兆候は特にないとして、韓国の合同参謀本部は差し迫った核実験の可能性は低いと見ている、とスポークスマンのRoh Jae-cheon氏がソウルの記者たちに語った。
北朝鮮が国連の制裁と、トランプ政権からの同国への軍事的行動を取る可能性があるという警告を無視して、6回目の核実験を行うかも知れないという予測の中、北アジアでの緊張が高まっている。金正恩体制は今年核開発の計画を推し進めるために、一連の弾道ミサイル発射実験を行っており、米国は朝鮮半島に軍用艦の一団を派遣している。
北朝鮮を訪問中の外国人ジャーナリストは、木曜日に「大規模かつ重要なイベント」に備えるよう命じられた、とロイター社がレポートしている。国家建設の祖、金日成氏の生誕105周年を同国が土曜日に祝う準備をするため、平壌は報道陣をもてなしているのだが、それは同国のカレンダー上いくつかの最重要の日の一つであり、核実験あるいはミサイルの発射実験が行われる可能性がある。
米国のドナルド・トランプ大統領は、核兵器やミサイル開発を止めさせるよう、中国が北朝鮮に圧力をかけるよう期待している、と本日報道陣に対して語った。トランプ大統領は、ウォール・ストリート・ジャーナル誌のインタビューの中で、北朝鮮問題への援助と交換に米中貿易摩擦を解消する提案をした、と語っている。先の電話会議で、習主席はトランプ大統領に対し、朝鮮半島を平和裡に非核化したいと述べた。
それでもなおトランプ大統領は、もし北朝鮮の主要同盟国・後援国である中国が、隣人の行為をこれ以上抑制することができないのであれば、単独行動に打って出ると威嚇している。金正恩は米国大陸まで核兵器を運べる長距離ミサイルの開発を続けているが、攻撃を思い止まらせるために必要な計画であると北朝鮮は言っている。
北朝鮮は最初の核実験を2006年に実施している。金正恩委員長が2011年の終わりに最高指導者となって以来3回の実験を行った。最近のものは昨年9月である。
閉じる