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2024年03月29日(金)
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【Globali】
 

台湾、独立志向の総統・首相誕生で、中台関係は冷戦突入?【米・英・台湾メディア】

10月10日は台湾の国慶日(双十節、1911年に清朝からの独立をもたらした辛亥革命の記念日)である。その祭日を祝う演説で、蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は、中国の圧力に屈せず台湾の自由と民主主義を守っていくと強調した。同総統は9月初め、独立志向の急先鋒である賴清德氏(ライ・チンテ、前台南市長)を首相に任命している。1週間後に中国共産党第十九次全国代表大会(十九大)開催を控える中国は、目下のところ静観しているが、習近平(シー・チンピン)主席の2期目が確定するや否や、益々強硬な対台湾政策を打ち出してくることは必至とみられる。

10月10日付米『ロイター通信米国版』:「台湾総統、中国の圧力に屈せず台湾の自由を守り抜くと宣言」
  台湾の蔡英文総統は10月10日の国慶日の祝日に、大国中国の増大する圧力に屈せず、台湾の自由と民主主義を守り抜くと演説した。

  中国はかねてから、一つの中国原則を貫いてきていることから、昨年5月に台湾独立を標榜する民主進歩党の蔡党首が総統に就任以来、中台関係は冷え込み、定期的対話等一切行われていない。...

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南沙諸島・太平島の完工式、台湾総統は出席せず

12日(土)に台湾が実効支配する南シナ海・南沙諸島の太平島で、港湾施設の完工式が行われ台湾の内政部長(内相)が出席したが、予定されていた馬英九総統の出席は見送りとなった。この地域は中国、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイなどが領有権を主張しており、馬総統が出席すれば他国からの反発は避けられず、新たな紛争を避けたものと見られる。馬総統は「南シナ海平和イニシアチブ」を提唱し、領有権問題の解決から資源の共同開発に焦点移すことを呼びかけている。外交的な影響力を持たない台湾は、各国との摩擦を避けつつ領土権を模索している。

12月13日付の『フォーカス台湾(台湾通信社)』は、台湾当局は陳威仁・内政部長による太平島視察は台湾の領有権行使であり、他国が干渉する問題ではないと主張したと伝えた。ベトナムはこれに反対する声明を発表している。
また別の記事では、米国務省東アジア・太平洋局は南シナ海の領土権を主張する国々に対して地域間の緊張緩和に努力するよう呼びかけ、内政部長の太平島訪問は平和的な目的に寄与することであることを希望すると述べたと伝えた。...
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