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2024年10月09日(水)
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【Globali】
 

オーストラリア;いよいよ中国と一線を画す政策に転換【米・オーストラリアメディア】(2021/05/06)

かつてオーストラリアは、他のほとんどの国と同様、経済成長著しい中国との交易に頼ってきた。しかし、新型コロナウィルス(COVID-19)感染問題が勃発した際のオーストラリアが表明した疑念に対して、中国側が露骨に不当な貿易制限をかけたことを契機に、現政権としては、強権主義的な中国といよいよ一線を画す政策に転換し始めている。対中強硬政策を標榜している米政権としても、連携を強化しようとしているクワッド会議(四ヵ国戦略対話、注1後記)メンバーの中で、依然中国依存から明確に抜け出せない日本やインドより、オーストラリアとのタイアップを強める意向とみられる。

5月4日付米『フォリン・ポリシー』時事ニュース誌(1970年創刊):「オーストラリア、中国と一線を画す」

オーストラリアの国防省高官及び政治家がそれぞれ、中国と一線を画す態度を明確にしつつある。

まず、ピーター・ダットン国防相(50歳)が、中国による台湾に対する様々な嫌がらせがやがて域内の衝突に発展しかねないと懸念を表明した。

その数日後、オーストラリア軍のトップだった元軍人が、(中国からオーストラリアに対する嫌がらせに辟易して)昨年、中国と戦闘を交える“可能性が高い”と警告したことを明らかにしている。...

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米メディア;北朝鮮は中国と連携強化もその核の傘に収まろうとする程中国を信用せず、と論評(2020/08/27)

北朝鮮は、長い間の国連制裁で国内経済は疲弊している。そして、今回の新型コロナウィルス(COVID-19)感染流行問題に加えて夏季の集中豪雨の被災で、青息吐息となっているとみられる。そこで、金正恩(キム・ジョンウン)委員長としては、国連制裁を骨抜きにして中国からの支援を是非とも仰ぎたいところであろう。しかし、ある米メディアは、かかる状況下であっても北朝鮮は、自国の核開発を投げ出して中国の核の傘に収まろうとする程、中国を信用してはいないと論評している。

8月25日付『フォリン・ポリシー』オンラインニュース(1970年創刊の国際政治・外交専門紙):「北朝鮮は中国が守ってくれると信じておらず」

金正恩委員長と習近平(シー・チンピン)国家主席は2018年3月、初めて首脳会談を持ち、公式発表では、平和、非核化、産業、経済開発、両国間関係強化について協議した。

もちろん、同盟関係にある両国ゆえ、上記の話題は容易に想像できる。

しかし、実際のところ、両国はそれ以上に張りつめた関係にあると言える。...

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