【Globali】
米メディア;中国がマナー違反の中国人旅行者を処罰と報道(2014/12/16)
これまで何度か、中国人の素行の悪さ特に道路に痰・唾を吐く、並んで順番を待たない、所構わず大声で話す等、に触れてきたが、経済発展と共に海外への中国人旅行者が増えるにつれ、その悪評が全世界に知れ渡るようになっている。中国外務省等では、特に海外への旅行者に注意喚起してきていたが、ついに犯罪と疑われる行動を取った中国人旅行者を、当局が罰することとしたと米メディアが報じた。
12月13日付
『フォックス・ニュース(『AP通信』記事引用)』は、「タイ便のキャビン・アテンダントに熱湯をかけた中国人旅行者を、中国当局が処罰」と題して、「中国国家観光局は12月13日、タイから南京への12月11日の帰国便で、席が隣り合わせにならなかったとクレームした中国人旅行者が、キャビン・アテンダントにカップ・ラーメンの熱湯を浴びせたり、同便を爆破させると脅したりしたとして、当該中国人旅行者を処罰すると明言した。...
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12月13日付
『フォックス・ニュース(『AP通信』記事引用)』は、「タイ便のキャビン・アテンダントに熱湯をかけた中国人旅行者を、中国当局が処罰」と題して、「中国国家観光局は12月13日、タイから南京への12月11日の帰国便で、席が隣り合わせにならなかったとクレームした中国人旅行者が、キャビン・アテンダントにカップ・ラーメンの熱湯を浴びせたり、同便を爆破させると脅したりしたとして、当該中国人旅行者を処罰すると明言した。中国国営
『CCTV』によると、素行の悪いその旅行者だけでなく、当該旅行を企画した中国旅行会社も、当局意向に沿ったマナー・ガイダンスを旅行客に守らせられなかったとして、罰せられるという。現在では、中国人の旅行者が1億人超と世界一となり、同時に中国人の悪評が至る所で言われるようになっていて、中国人の多くがそれを憂いており、習近平国家主席までもが、最近モルディブを訪れた際にも、中国人旅行者に対して、ペット・ボトルを投げ捨てたり、サンゴ礁を傷つけたりしないように注意喚起する程である。」と伝えた。
なお、中国当局は2013年、約10億円もかけて、64ページからなるイラスト付きの観光旅行ガイドブックを発行している。その内容は、公衆の面前で鼻をほじらない、プールで排尿をしない、飛行機のライフジャケットを盗まない、古美術品や文化遺産に落書きしてはならない、列に並ぶ、(飛行機やバスなど)待つ間騒がない、ゴミのポイ捨てはしない・・・と、至極当たり前のマナーが書かれている。残念ながら、日本人の中にも、当たり前のことができない輩がいるが、中国人にとっては、当たり前のこともここまで徹底しないと守らないのかと思われるが、根本的に、他人や他国に迷惑をかけない、傍若無人に振る舞わない等、中国中央政府自らが模範を示す必要があろう。
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