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2024年04月25日(木)
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【Globali】
 

【日本の世相と世界の動き・・・No.7】(2016/02/03)

<従軍慰安婦問題>

従軍慰安婦問題に関わる日韓両政府による合意から、1ヵ月余りが経過した。

韓国では、一部の元慰安婦と市民団体が合意に強い反対の声を上げるが、広がりは見えていないようである。韓国世論は概ね冷静で、事あるごとに日本を目の敵にするメディアも、常日頃から政府に批判的なハンギョレ新聞を除いて、いたってまともな論評を展開している。

ただ、合意に含まれる、「最終的かつ不可逆的に解決」という文言と、「少女像の移転問題」については、韓国国民の間にも不満が残るとしている。...
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世界が見る今後の日中関係の行方(2014/12/24)

安倍連立政権が衆院選で圧勝し、安倍首相の再来年までの長期政権が確実になった。今年北京で開催されたAPECでは、2年5か月ぶりに日中首脳会談が行われ、両首脳はホットラインや海上連絡メカニズムの設置で合意し、その後の日中関係にこの会談がどのような影響をもたらすのかが注目されていた。しかしここにきて、中国が尖閣諸島の約300キロ北西にある浙江省の蘭芝島で、最新鋭のレーダーやヘリポートも完備する軍事拠点の整備に着手したことが中国が出した報告書から判明(共同通信)、さらには中国海警2隻が尖閣周辺海域に侵入(今年に入ってから31回目)するなど、日中首脳会談の成果があったとするには疑わしい状況になってきている。加えて来年中国は、ロシアと共同で「世界反ファシズム戦争と中国人民抗日戦争勝利70周年」の記念イベントを開催するなど、日中関係が改善するどころか、「今後中国の日本に対する強硬姿勢が強まるのではないか」との見方も出てきており、日中関係がどのような展開を見せるのかまったく不透明な状況である。各国は今後の日中関係の行方について、以下のように報じた。

12月23日付『ブルームバーグ通信』(米国)は、「日中の係争中の島付近の島に中国が軍事拠点を構築していることがわかった」と報じ、この拠点について「(島は)釣魚島に圧倒的に近く戦略的にも重要な場所にあり、東シナ海防衛識別圏のサポートも行える。まさに中国の沿岸防衛ラインにとって主要な海軍のポイントであると同時に、中国の既存の軍事的プレゼンスをさらに強化するものだ」との中国海軍研究所の李上級研究員のコメントを紹介した。...
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