トランプ大統領は、イランの核施設を破壊する計画を側近に提案(2020/11/18)
『ユーロニューズ』TVチャンネルによると、トランプ大統領は、バイデン次期大統領への政権の引継ぎ時期にも拘らず、側近にとっても手に負えない存在になっているという。
ニューヨークタイムズ紙によると、先週の末に、大統領は、側近たちにイランの核施設を爆破することを提案したという。
同紙の暴露記事によると、標的として挙がったのがイスファハーン地方の中心部に、大量のウラニウム濃縮を行うために建設された、ナタンツの巨大な核施設であった。
同紙のエリック・シュミット記者たちは、11月2日での大統領執務室(オーバルルーム)における、ペンス副大統領、ポンぺオ国務長官、マイク・ミレー参謀長を含む側近が参加した会議で、大統領は、数週間中にナタンツ核施設を攻撃する提案をし、意見を求めたという。...
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ニューヨークタイムズ紙によると、先週の末に、大統領は、側近たちにイランの核施設を爆破することを提案したという。
同紙の暴露記事によると、標的として挙がったのがイスファハーン地方の中心部に、大量のウラニウム濃縮を行うために建設された、ナタンツの巨大な核施設であった。
同紙のエリック・シュミット記者たちは、11月2日での大統領執務室(オーバルルーム)における、ペンス副大統領、ポンぺオ国務長官、マイク・ミレー参謀長を含む側近が参加した会議で、大統領は、数週間中にナタンツ核施設を攻撃する提案をし、意見を求めたという。
同紙は、同席した大統領の側近たちの明晰な判断で、この大統領の無謀な計画を思いとどまらせたと報道している。
トランプ大統領は、ホワイトハウスを去るに当たって、これまでの制裁的な政策を追加したいと考えている。
関係筋によると、トランプ大統領のイラン核施設攻撃計画は、バイデン次期大統領のイランとの関係修復を邪魔しようとする意図から来ているという。
EU各国としては、イランとの核開発6か国協議を進めていた経緯があり、バイデン大統領が、一刻も早く大統領の職務に就くことを待ち望んでいる。
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米国:毒入りの封筒が、ホワイトハウス宛てに送り届けられる(2020/09/20)
『フランス国際ラジオ局(RFI)』によると、今週、強力な毒性のある薬物、リシンの入った封筒が、ホワイトハウス宛てに送り届けられた。 幸い、ドナルド・トランプ大統領の手に届くまでに発見され、事なきを得ている。
米国連邦捜査局(FBI)と米国郵便の調査局は、政府宛てのいかがわしい郵便封筒について調査を行っている。FBIは、今のところ、特に保安上の脅威はないとコメントしている。
『ニューヨークタイムズ』と『CNN』で引用されている匿名の情報源によると、当局が、封筒内の薬物を2回テストしたところ、ひまし油由来の強力な毒薬、リシンであることが判明した。 なお、リシンは、植物界での最も強力な毒物で、青酸カリの6000倍の毒性を持つとされている。...
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米国連邦捜査局(FBI)と米国郵便の調査局は、政府宛てのいかがわしい郵便封筒について調査を行っている。FBIは、今のところ、特に保安上の脅威はないとコメントしている。
『ニューヨークタイムズ』と『CNN』で引用されている匿名の情報源によると、当局が、封筒内の薬物を2回テストしたところ、ひまし油由来の強力な毒薬、リシンであることが判明した。 なお、リシンは、植物界での最も強力な毒物で、青酸カリの6000倍の毒性を持つとされている。
リシンを服用、吸引もしくは注射すれば、致命的となり、いかなる解毒剤も存在しないという。
『ニューヨークタイムズ』によると、検査官たちは、封筒がカナダから送られ、送り主が女性で、その身元が判明したという。
さらに。テキサス州の連邦政府の事務所宛てにも、毒物の入った封筒が送られたという。
一連の連邦政府への毒入り封筒の送りつけの意図は、トランプ政権の政策に対する抗議のためか、トランプ大統領の大統領選挙への妨害か、今後の調査が待たれる。
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