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【Globali】
黒人米国人の失業率が過去最低水準を記録(2018/01/09)
報告によると、昨年12月のアフリカ系米国人の失業率が6.8%となり、1972年以降最低水準だったという。しかしそれでも他の人種と比べると比較的高い割合を記録しており、白人は3.7%、アジア系は2.5%、ヒスパニック系は4.9%となっている。なおアメリカ全体の失業率は4.1%で、2000年以降で最低水準となっている。
これに対しアメリカのドナルド・トランプ大統領は自身のツイッターで「とても嬉しいニュースだ。...
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報告によると、昨年12月のアフリカ系米国人の失業率が6.8%となり、1972年以降最低水準だったという。しかしそれでも他の人種と比べると比較的高い割合を記録しており、白人は3.7%、アジア系は2.5%、ヒスパニック系は4.9%となっている。なおアメリカ全体の失業率は4.1%で、2000年以降で最低水準となっている。
これに対しアメリカのドナルド・トランプ大統領は自身のツイッターで「とても嬉しいニュースだ。(よりによって)ワシントン・ポストが『トランプ氏の1年目の仕事はとても、とてもいい数字だ。』と見出しをつけている。」と賞賛するつぶやきをした。
黒人の就業率は8年連続で増加しており、昨年は48万人だった。しかし白人は120万人だったことから、依然として不平等感が残る。また黒人の就業先はレストランや小売業など低賃金のところが多く、週給の中間値が696ドルで白人の887ドルと比べ低い。ワシントン・ポストによれば、スキルアップのために大学で勉強しても、同じ大学で勉強した白人に比べ黒人の賃金が低く、差別のために収入格差が生じているとしている。
またCBSニュースによると、アメリカの失業対策は近年続けて成果を出しており、2017年で210万人の雇用に成功するなど、7年連続で200万人以上の雇用創出をした。ただ、失業率の低下については必ずしも理由がはっきりしていないという。積極的に職探しをしていない者は求職中とみなされないため、その人数が加味されていないこと、高齢者の増加や学生が就職を先延ばししていることなどが理由の一つとしてあげられている。
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