フランスの公共放送グループであるフランス・テレビジョンが9日に発表したデータによると、フランス人の87%に当たる5000万人以上が東京オリンピックの試合を1分以上視聴し、過去最高の視聴者数を記録した。
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『レゼコー』紙とニュースサイト
『スポーツ.fr』によると、フランスのオリンピック公式放送局であるフランス・テレビジョンは9日、7時間の時差にもかかわらず、東京オリンピックは、2016年のリオ大会と比較して600万人ほど視聴者数が多かったと発表した。7月23日から8月8日までの間にオリンピック競技がフランスの3つのテレビチャンネルで放送された時間は計650時間。1日あたり40時間だった。
フランス・テレビジョンのスポーツ担当ディレクター、ローラン=エリック・ルレイ氏は、「とても良い結果が得られた。...
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『レゼコー』紙とニュースサイト
『スポーツ.fr』によると、フランスのオリンピック公式放送局であるフランス・テレビジョンは9日、7時間の時差にもかかわらず、東京オリンピックは、2016年のリオ大会と比較して600万人ほど視聴者数が多かったと発表した。7月23日から8月8日までの間にオリンピック競技がフランスの3つのテレビチャンネルで放送された時間は計650時間。1日あたり40時間だった。
フランス・テレビジョンのスポーツ担当ディレクター、ローラン=エリック・ルレイ氏は、「とても良い結果が得られた。私たちが記録した視聴率は、パンデミックにもかかわらず、オリンピックが、若者を含むすべての人の興味を引く普遍的なスポーツイベントであることを示した」と語っている。特にフランスでは外出禁止令が解除されたことを受けて、多くの国民が外出を満喫したい気持ちが強い中、テレビ観戦が健闘した。
東京オリンピックの個人平均視聴時間は、2週間の期間中7.53時間だった。15歳から24歳までの年齢層では、この数字は3.49時間に減少するが、それでも10人中9人の若者が1分以上ゲームを見た。
視聴者数では、「フランス2」と「フランス 3」のチャンネルで、大会期間中の2週間で1日あたり平均184万人の視聴者を獲得した。時差が1時間しかなかった2012年のロンドンの317万人のレベルには遠く及ばないが、2016年のリオでの182万人よりはわずかに良く、東京とほぼ同程度の時差がある2008年の北京での174万人よりは多い。
特にフランスのチームスポーツでの好成績が視聴者を動員した。フランス男子バレーボールの決勝戦での勝利には670万人、ハンドボールには610万人の視聴者がテレビ観戦した。フランス柔道団体の金メダルには500万人、フェンシングのロマン・カノン選手の優勝には480万人、ハンドボールのフランスチームの勝利には420万人の視聴者が集まった。
また今大会は、若い視聴者の存在感が大きかった。600万人の15歳から24歳の若者が東京大会のテレビ観戦を行った。この年齢層の90%を占める。ローラン=エリック・ルレイ氏は、「このようなイベントは、テレビから遠ざかっていると言われている若者を含め、集客力が高いものである。視聴者が興味を持ちそうなコンテンツを提供すれば、テレビ観戦が急増する。」と語っている。
仏『ウエストフランス』紙によると、新しいスポーツも人気があったという。午前6時から午後5時半までの日中に放送された際、クライミングは平均視聴者数が250万人、スケートボードは150万人、サーフィンも120万人を記録した。
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