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2024年04月23日(火)
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【Globali】
 

マレーシア;中国が推進する“一帯一路経済圏”構想下の大鉄道建設プロジェクトを中止(2)【米・マレーシアメディア】(2018/08/24)

7月5日付Globali「マレーシア;中国が推進する“一帯一路経済圏”構想下の大鉄道建設プロジェクトを中止」で触れたとおり、マハティール・モハマド新首相は、中国指導部が推進する“一帯一路経済圏(OBOR)”構想下の鉄道建設共同事業を中止する決定をした。そしてこの程、同首相は訪中した上で、中国指導部と直談判して、同プロジェクト中心について理解を得ることに成功した。これについて、インドメディアも、宿敵パキスタンを利するOBORにケチが付けられることになるとして、マレーシアの勇断を評価する旨報じている。

8月21日付米『ブライトバート』オンラインニュース:「マレーシア首相、中国推進の“OBOR”プロジェクトを拒否」

  マレーシアのマハティール・モハマド首相は8月21日、中国が推し進めていた“OBOR”構想下の2つの大プロジェクトを中止することで、中国側を説得したと発表した。

  同首相は訪中の上、習近平(シー・チンピン)国家主席及び李克強(リー・コーチアン)首相とそれぞれ会談し、大きな負債を抱えるマレーシアにとって、それらのプロジェクトをこれ以上進める財力はないことを説明し、了解を得られたとする。...

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習近平国家主席;金正恩委員長の後見役及び指南役の真打ちとして愈々訪朝(2)-対北朝鮮制裁緩和か?【米メディア】(2018/08/22)

8月19日付Globali「習近平国家主席;金正恩委員長の後見役及び指南役の真打ちとして愈々訪朝」で触れたとおり、習近平(シー・チンピン)国家主席は、米中貿易問題で中国国内からの突き上げもあって、何とか別の形での成果をみせようと考えたためか、愈々初の訪朝をして、金正恩(キム・ジョンウン)委員長を直接指南し、改めて米国に対して存在感をアピールしようとしている。そして、その後の米メディアの報道では、同国家主席は、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁緩和政策を正攻法で進めるには常任理事国の米国の拒否権発動に遭うとみて、禁輸製品の取り締まり緩和等非公式な制裁緩和を具体化し、北朝鮮への後見人として支援し、金委員長を更に手懐けようと考えているという。なお、金委員長の中国詣出に嫉妬してか、ウラジーミル・プーチン大統領は、習国家主席が出席するとみられる北朝鮮建国70周年式典への招待を断った模様である。

8月20日付『ボイス・オブ・アメリカ』:「訪朝が噂される習国家主席、訪朝時に対北朝鮮制裁緩和か」

  シンガポールの『ストレーツ・タイムズ』紙の8月18日付報道では、習近平国家主席が金正恩委員長の招待に応えて、9月9日開催の北朝鮮建国70周年記念式典に出席する予定だという。

  中国外交部(省に相当)は未だコメントを控えている。

  ただ、韓国の『デイリィNKオンライン(市民団体の北朝鮮民主化ネットワーク発行)』及び『コーリア・タイムズ』紙報道によれば、習国家主席の訪朝を見越してか、中朝国境の警備強化がされ、また、北朝鮮が一時的に観光客の訪問受け入れを停止したという。...

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