イーロンマスク“トランプ前大統領のアカウント復活”(11月20日)
ツイッターのイーロンマスクCEOは、米国のトランプ前大統領のツイッターのアカウントを復活させるべきかどうか、ツイッター上で投票を呼びかけ、投票は日本時間の午前10時前に締め切られた。その結果、投票総数は1500万票を超え、賛成が51.8%(反対48.2%)で賛成多数となった。
これを受けて、マスクはラテン語で「民衆の声は神の声だ」などと投稿し、トランプ前大統領のアカウントを復活すると明らかにした。...
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ツイッターのイーロンマスクCEOは、米国のトランプ前大統領のツイッターのアカウントを復活させるべきかどうか、ツイッター上で投票を呼びかけ、投票は日本時間の午前10時前に締め切られた。その結果、投票総数は1500万票を超え、賛成が51.8%(反対48.2%)で賛成多数となった。
これを受けて、マスクはラテン語で「民衆の声は神の声だ」などと投稿し、トランプ前大統領のアカウントを復活すると明らかにした。ただ、トランプ前大統領のアカウントは、去年1月に起きた米国連邦議会への乱入事件を受けて、利用が永久停止となっていて、ツイッター上での投票で復活を決めたことに懸念する声もあがっている。
マスクは、18日にも差別的な投稿を行ったなどとして停止されていた複数のアカウントを復活させたと明らかにしていて、言論の自由の実現がツイッターを買収した理由だと主張するマスクのもとで、巨大SNSがどのように運営されていくのか注目されている。
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マスクCEO“猛烈に働くか退職か”社員に迫る(11月18日)
ツイッターのイーロンマスクCEOは社員に対して長時間、猛烈に働くことを求めそれが嫌なら退職するよう選択を迫った。
マスクは社員に電子メールを送り「成功するためには極めて激しく仕事をする必要がある」などと述べている。
マスク氏「共和党に投票を」 (11月8日)
中間選挙についてツイッターのCEOに就任した起業家のイーロンマスクが自身のツイッターに投稿。無党派層の有権者へと題して大統領職が民主党なら議会は共和党候補に投票することを勧めるなどとしている。
ツイッターは政治的な中立性を保つべきだとのマスクのこれまでの考えと相反する主張で波紋を呼んでいる。
イーロンマスク・ツイッター従業員の半数解雇・事実上認める(11月5日)
先月、イーロンマスクがCEOに就任したばかりのツイッター。3日、ツイッターが従業員に宛てたという電子メールをワシントンポストなどが報じた。金曜日に世界中の従業員数を減らすという内容。その金曜日に行われた投資家向けの会議でマスクCEOはうなずいて従業員の解雇を事実上認めた。解雇は世界の従業員の半数に当たる4000人規模になると見られ、業績不振が続くツイッターの経営立て直しを図る考え。
ツイッターの日本法人の従業員は、「会社からの説明はなく驚いているが、外資系企業は業績次第で解雇されることがあるので、そういう感覚の人が多いのではないか」と話している。...
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先月、イーロンマスクがCEOに就任したばかりのツイッター。3日、ツイッターが従業員に宛てたという電子メールをワシントンポストなどが報じた。金曜日に世界中の従業員数を減らすという内容。その金曜日に行われた投資家向けの会議でマスクCEOはうなずいて従業員の解雇を事実上認めた。解雇は世界の従業員の半数に当たる4000人規模になると見られ、業績不振が続くツイッターの経営立て直しを図る考え。
ツイッターの日本法人の従業員は、「会社からの説明はなく驚いているが、外資系企業は業績次第で解雇されることがあるので、そういう感覚の人が多いのではないか」と話している。
買収の狙いを「言論の自由のために開かれた場所があることがとても重要だ」と語ったマスクCEO。ところが、買収を受け米国などの市民団体は、不適切な投稿を容認するなど安全性を脅かす場合にはネット広告を中止するよう大口の広告主に求めた。すでにGM(ゼネラルモーターズ)や製薬大手のファイザーなどが相次いで広告の配信を停止したと報じられ、マスクCEOは、買収後ネット広告が激減したことを明らかにした。
こうした状況にボストンカレッジ法科大学院・ブライアンクイン教授は「収入源の90%近くである広告主は人種差別主義者たちと関わりたくない。安全ではない空間に広告を出したいとは思わない。マスクは言論の自由の実現と広告主の要望のバランスをとる必要がある」と述べた。
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マスク・ツイッター買収・CEOに就任・権力集中へ(11月1日)
買収が判明する前日、ツイッターの本社で洗面台を持つ自身の姿を投稿したイーロンマスク。洗面台は英語でsink。投稿には「let that sink in!」「私がツイッター本社に来た。どういうことかよく考えてみて」というコメントが添えられていて、とうとう買収することを決断したのではないかと話題になっていた。
その翌日の先月27日、マスクのツイッターの買収完了が報じられた。買収総額は440億ドル、日本円で約6兆4000億円に上る。...
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買収が判明する前日、ツイッターの本社で洗面台を持つ自身の姿を投稿したイーロンマスク。洗面台は英語でsink。投稿には「let that sink in!」「私がツイッター本社に来た。どういうことかよく考えてみて」というコメントが添えられていて、とうとう買収することを決断したのではないかと話題になっていた。
その翌日の先月27日、マスクのツイッターの買収完了が報じられた。買収総額は440億ドル、日本円で約6兆4000億円に上る。
買収を巡っては、4月の買収表明のあといったん合意した買収計画を、マスクが一方的に撤回。ツイッターが買収の実施を求める訴えを裁判所に起こすなど半年にわたってう余曲折を経てきた。
31日には、マスクが9人の取締役全員を解任したうえで、CEOに就任したことが明らかになった。解任は、会社の意思決定を迅速に行い、改革を加速するためと見られるが、マスクへの権力の集中が一層進む形になっている。
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