【核の脅威】
核兵器禁止条約・締約国会議27日から(11月27日)
核兵器の開発や保有、使用を禁止した核兵器禁止条約の締約国会議が27日、ニューヨークの国連本部で始まる。ウクライナに侵攻するロシアが核による威嚇を続け、中国も核戦力を増強し核をめぐる世界の状況が厳しさを増す中、核軍縮に向けた機運を高めることができるのか問われる。米韓国防相会談・“核脅威に備え態勢強化”戦略文書の改定合意(11月14日)
米国・オースティン国防長官と韓国・シンウォンシク国防相は今日、韓国・ソウルで定例の安全保障協議を開催し、終了後、両国は共同声明を発表した。
それによると、北朝鮮の核大量破壊兵器の脅威に備えて両国が交わした戦略文書を10年ぶりに改定することで合意したという。 北朝鮮による核ミサイルの高度化に伴って両国の抑止戦略を改定するとしていて、核大量破壊兵器の攻撃に備えて米国の核戦力を含むあらゆる戦力を動員し、米韓両軍の態勢を強化するとしている。...
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ロシア・日本との非核化協力の協定・一方的に終了決定(11月10日)
ロシア政府は9日、政令を公表し「日本との非核化協力に関する政府間の協定を終了させる」と明らかにした。
この中でロシア外務省に日本側に決定を通知するよう指示している。協定はソビエト崩壊後の1993年10月、日本が核不拡散や環境問題の解決に向けて協力するため交わされた。協定の締結に伴い、日本側の資金援助と技術支援で退役してロシア極東で放置されていた原子力潜水艦の解体事業などが実施された。 ロシア側は理由を明らかにしていないが、ウクライナへの軍事侵攻を受けて日本は欧米とともにロシアに対する厳しい制裁を続け、これにロシア側が強く反発していて両国の関係悪化が背景にあるとみられる。...
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ロシア“核実験禁止条例”批准撤回へ(10月19日)
ロシアの議会下院はCTBT・包括的核実験禁止条約の批准の撤回について可決した。核実験を再開する可能性を示し、米国などへのけん制を一段と強める狙いがあるとみられる。ロシア・プーチン大統領・核戦力誇示・欧米側をけん制(10月7日)
ロシア・ソチで国際情勢をテーマにした会議に出席したプーチン大統領は対立する欧米側へのけん制を一段と強めている。
さらに「原子力で推進する地球全体が射程の巡航ミサイル「ブレベストニク」の最終実験に成功したと明らかにしたロシアの核戦力を誇示した。 今回の発言について笹川平和財団・畔蒜泰助主因ん研究員は「プーチン大統領にとってある種の追い風のようなものが吹ている。よく芋悪くも自信をもって受け答えをしたという感じはする」と語った。...
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