【日本の技術】
最新技術で参入・加速か・通信大手各社・魚の「陸上養殖」参入(8月20日)
海から離れた場所で魚を育てる「陸上養殖」に、通信大手各社が相次いで参入している。NTTは、京都大学発のスタートアップ企業と共同で、陸上養殖の新会社(NTTグリーン&フード)を設立した。
品種改良の技術によって魚の成長速度を早めるとともに、身の部分を増やし、効率や付加価値を高めるとのこと。さらに、遺伝子のゲノム編集の技術で、魚の餌となる海藻の二酸化炭素を取り込む量を増やし、脱炭素の貢献にもつなげるとしている。...
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放射光施設「SPring-8」高度化へ(8月9日)
放射光と呼ばれる特殊な光を使って物質の細かな構造などを解き明かす兵庫県にある大型実験施設「SPring-8」について文部科学省は能力をおよそ100倍に高める大幅な改修を行って、世界最高性能の実現を目指す方針を固め、報告書にまとめた。
報告書では、2029年度に運用を始めたい考えが示され、次世代の半導体開発などの国際競争力の強化や経済安全保障の観点からも改修が不可欠だとしている。 日印政府が協力で合意・半導体供給網強じん化など(7月21日)
インドを訪問中の西村経済産業相は経済安全保障の関係強化に向けて、インド政府との間で半導体のサプライチェーン強じん化などを柱とする経済協力を進めることで合意したと明らかにした。
さらに半導体以外でも幅広い分野で協力していくことで合意。このうち鉄鋼産業では製造工程で二酸化炭素を減らす取り組みを客観的に評価できるような脱炭素に向けた基準作りで協力する。 西村経産相は「“日印産業の共創”に向けた取り組みを新たにし、ことし71年を迎えた日印友好協力関係をさらに深化、発展させていきたい」と述べた。 先端半導体の国産化・予定地を視察(6月19日)
西村経済産業大臣が、先端半導体の国産化を目指す工場の予定地を視察した。
トヨタ自動車やNTTなどが出資するRapidusはAIなどに欠かせない先端半導体の国産化に向けて北海道千歳市に工場を建設することを決めていて、きのう西村経済産業大臣が予定地を視察。Rapidusの小池淳義社長から2025年4月に試作ラインの稼働を始める計画や工場の周辺に国内外の関連企業や大学などの研究拠点を誘致していくといった将来構想の説明を受けた。...
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ホンダ・新型ジェット機開発へ(6月14日)
ホンダは、定員を3人増やして11人乗りとなる新型のビジネスジェット機を新たに開発し、2028年ごろの販売を目指すと発表した。
機体の大型化や燃費性能の向上を通じて新たな顧客を開拓したい考え。 「日本の技術」内の検索 |