【ワクチン・新薬・検査】
塩野義製薬ワクチン“ファイザーと同等の効果”中間報告(3月5日)
塩野義製薬が開発を進めている新型コロナウイルスのワクチン。追加接種での使用を想定した臨床試験の中間報告が公表された。
中和抗体の値はファイザー製のワクチンと同等の効果が確認できたとのこと。また副反応については接種したところの痛みや発熱などが報告されたが重篤なものはなく、ファイザー製と同等以下だったという。 塩野義製薬・手代木功社長は「非常に良い結果。さらに開発を進めていきたい」と話した。 ワクチン開発・5年間で3億ドル拠出へ(2月26日)
岸田総理大臣は昨夜、ワクチン開発のための世界的な連携機構、CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)のリチャードハチェットCEOと電話で会談した。
CEPIは官民からの拠出を受けて、製薬会社や研究機関にワクチンの開発・製造に必要な資金を提供する世界的な枠組みで、WHO(世界保健機関)などとともに、新型コロナワクチンの公平分配の枠組みCOVAXファシリティの立ち上げにも携わっている。 会談の中で岸田総理大臣は、CEPIに対する貢献はパンデミックといった人類共通の課題に対応していくうえで大きな意義があり、国内のワクチン開発や製造を促進するための一助になるとして、今後5年間で、3億ドルを拠出する考えを伝えた。...
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田辺三菱・子会社開発ワクチン・カナダで承認(2月25日)
大阪に本社がある田辺三菱製薬はカナダにある子会社が植物を使って開発した新型コロナウイルスのワクチンが現地で承認されたことを明らかにした。
このワクチンは2℃から8℃の温度で保存できるため、接種を行う医療機関などに運びやすいメリットがあるとしている。会社は日本国内でも臨床試験を進めていて、早ければ今年夏にも承認を求める申請を行いたいとしている。 ファイザーのワクチン1000万回分・追加購入・来月供給で合意(2月15日)
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を加速するため後藤厚生労働相は、ファイザーのワクチン1000万回分を追加購入し、来月供給を受けることで合意したことを明らかにした。
契約済の1億2000万回分のうち600万回分について、来月前倒しで供給を受けることも合意した。 重症化防ぐ飲み薬・2種類目を承認へ(2月10日)
米国の製薬大手・ファイザーが開発した新型コロナウイルスの薬の承認があす厚生労働省の専門家部会で了承される見込みで、重症化を防ぐ飲み薬が2種類に増えることになりそう。
きょう承認に向けた審議が行われるのは軽症~中等症の患者を対象にした飲み薬「パキロビッドパック」。去年12月にファイザーが公表した臨床試験の分析では、重症化リスクのある患者に対して発症から3日以内に投与を始めた場合、入院や死亡のリスクが89%低下したとされている。...
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