【ワクチン・新薬・検査】
“事前投与で発症予防”注射薬を承認申請(6月10日)
英国の製薬大手アストラゼネカは9日、新型コロナウイルスの働きを抑える抗体を投与する「抗体医薬」について、厚生労働省に承認を申請したと発表した。
薬は2種類の抗体を注射で投与することで、感染した人の重症化を防ぐとともに感染前に投与することで発症を防ぐ効果が期待されるとしている。 承認されれば、がんの治療で免疫の働きが低下しワクチンの効果が十分に得られない人などの発症予防のために使えるとしている。...
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厚生労働省・ジョンソンエンドジョンソンのワクチン・使用承認の方針(5月31日)
米国の製薬大手「ジョンソンエンドジョンソン」の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は18歳以上への使用を承認する方針を決めた。承認されれば、国内で5種類目のワクチンとなるが、無料で受けられる公的接種の対象とはしない方針。「第一三共」新型コロナ国産ワクチン臨床試験(5月27日)
新型コロナウイルスの国産ワクチンの開発を進めている製薬大手「第一三共」は、開発中のメッセンジャーRNAワクチンを追加接種向けとして承認申請するため、4500人規模の臨床試験を開始したと発表した。
臨床試験は、すでにワクチンを2回接種した18歳以上の約4500人を対象としている。開発中のワクチンや、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンを接種した場合と比べて有効性が同等か、安全性に問題はないかなどを確認するという。...
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モデルナ・4回目接種・緊急使用許可を申請(3月18日)
米国の製薬会社・モデルナは17日、新型コロナウイルスワクチンの効果を維持するための4回目の接種について、18歳以上を対象に緊急使用の許可をFDA(米国食品医薬品局)に申請したと発表した。
FDAは来月、専門家の委員会を開いて必要性や対象について検討することにしている。 3種類の抗ウイルス薬“「BA.2」にも効果”(3月13日)
新型コロナウイルス・オミクロン株の1つ「BA.2」について、東京大学などのグループは、培養細胞を使った実験の結果、国内で使われている3種類の抗ウイルス薬はいずれも効果があったと発表した。
研究は東京大学医科学研究所・河岡義裕特任教授らのグループが米国の医学誌で発表。培養したサルの細胞に「BA.2系統」のウイルスを感染させ、さまざまな治療薬を投与して効果を調べた結果、国内で承認されているラゲブリオ、パキロビッドパック、レムデシビルの3種類の抗ウイルス薬は、いずれも「BA.2」に対して十分な効果が確認されたという。...
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